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小6息子が「新しいゲームを買うため」親にアピールしたプレゼンが秀逸 印象的かつ簡潔な構成に「将来有望」(1/2 ページ)

しかもねだるゲームが中世~近世ヨーロッパの戦略シミュレーション。沼の深さは気になるけど実質教材だし……。

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 新しいPCゲームを買ってもらおうと、「どうしてこのゲームが必要なのか」スライドで説明した小学6年生のプレゼンテーションが秀逸だと話題です。ここまでされたら納得して買い与えられそう。

まず、導入に強い言葉と図式を用いて関心を引きつける
欲しいゲームの魅力を簡潔に説明
勉強にもなるゲームだとアピール
最後に要点を整理。よくできてる……! ※Twitterでは「自分のお金で買うのにここまでしないと許可が下りないの?」といった疑問も上がりましたが、これは欲しいゲームがSteamで販売されているため。親にクレカ決済をお願いする以上、相応の説明が必要だったわけです

 このエピソードを投稿したロボ太(@kaityo256)さんの息子さんは、歴史ものの戦略シミュレーションが大好きな様子。以前は「信長の野望」がきっかけで、地理への苦手意識を克服したこともあるそうです。

 その後は第2次世界大戦ものの「Hearts of Iron IV」(HoI4)なども遊んでいた彼が、今度は中世~近世ヨーロッパ各国の興亡が題材の「Europa Universalis IV」(EU4)を欲しいと言い出しました。勉強になる反面、沼が深くがっつり時間を奪ってくるゲームですし、親としては悩ましいところかと思われます。

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 ロボ太さんが「もうHoI4もあるのだから……」と難色を示していたところ、息子さんが提示してきたのが、学校用のChromebookで作成したGoogle Slideによるプレゼン。まず導入で「ゲームを買うと遊び時間が増えるという認識がありますが、実はそれ大きな間違いです」と、親が懸念する問題に、強い言葉と図式で対抗します。既存のゲームをしようが、新たなゲームをしようが、遊ぶ時間の合計は変わらないというのです。

 続いて、EU4がどんなゲームか、遊ぶことでどのようなメリットがあるかをアピール。「外交でうまく立ち回らないとすぐ滅ぶ」「世界史の学習に役立つ」「YouTubeを見る時間が減り、ネットで怪しい思想や詐欺などに遭遇しにくくなる」など、キャッチーな言葉が並びます。

 最後に全体の要点を箇条書きで整理し、プレゼンは終了。許可が下りて、息子さんは無事EU4で遊べることとなりました。Twitterでは「熱量がすごい」「将来有望」「私よりうまい」「まずねだるゲームのチョイスがすごい」と好評。その一方で、「時間泥棒なゲームなので、時間の管理は面倒見てあげて」と心配する声もみられます。

画像提供:ロボ太(@kaityo256)さん

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