SPINNS、他社ブランドのロゴ付き商品の販売で謝罪　「他社のブランド名であることを看過」（1/2 ページ）

　アパレルブランドの「SPINNS」は4月8日、他社ブランドのロゴで装飾した商品を販売していると指摘を受けた件について謝罪しました。

　当該商品は、他社ブランドの「DIRK BIKKEMBERGS」のロゴが装飾されたニットキャップ。「猫耳ニットキャップ／DIRKタグ付き」としてSPINNSの店舗や公式通販サイトで販売されていました。販売期間は2022年7月4日から2023年4月4日まで。

　SPINNSが4月4日にネットで指摘を受けて調査したところ、同社が製造したものではなく、海外市場で仕入れた商品だったとのこと。DIRK BIKKEMBERGSが製造または提供したものではない可能性が高いことなどを認識し、すぐに商品の回収行い、販売を中止したとしています。購入者には代金を払い戻すとして、カスタマーセンターに連絡するよう呼びかけています。

　「該当商品販売にあたり、該当商品に装飾されている文字列が他社様のブランド名であることを看過しており、その認識がありませんでした」とSPINNSは説明。

　同社はブランド・知的財産保護に関する意識や、商品調達時におけるチェック機能が不十分だったとして、再発防止に向けたチェック体制の改善をしていくと述べています。