小学校の給食でゴキブリの混入が発生　担任が給食の配膳中に発見　宮崎県都城市で（1/2 ページ）

　宮崎県都城市の小学校で4月26日、提供された給食のアスパラガスのサラダでゴキブリの混入が発生したと市が公式サイトで発表しました。別の学校ではすでに喫食していたため、保護者に子どもの健康状態の観察と、体調の変化があった場合は学校へ連絡するようお願いしたとのこと。

　この給食を納入したのは、都城学校給食センター。配膳中に食缶の中に異物が混入していることに学級担任が気付き、学校から都城学校給食センターへ連絡しました。市は連絡を受け、当該校および同様のサラダを提供した市内5校に給食の提供停止の連絡を行ったそうです。

　教育委員会では、都城学校給食センター調理場内での使用器材及び設備に異常がないことと、納入業者に製造施設内での使用器材及び設備に異常がないことを確認。調理場内の使用器材及び設備の事前確認と下処理時の確認を徹底し、翌日の給食提供を決定しました。

　教育委員会では今後、物資の検収時及び食材下処理時の異物確認、調理時の目視検査、使用前の調理器具等の状態についての目視確認、調理場及び調理器具を使用した後の清掃と点検を徹底し再発を防止するとのこと。また、今後、全ての納入業者に対し、「異物混入に対する防止」について注意喚起を行うとしています。