容器が頭にはまったガリガリのワンコを保護→人に怯えていたが…… 見違えるほど幸せになったビフォーアフターに涙【グアム】(1/2 ページ)
助けてもらえてよかった。
プラスチック容器が頭にはまったガリガリの野良犬を発見。保護後のエピソードをまとめた動画がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で346万回再生を超えています。
ある日、グアムで暮らす保護活動家のボニーさんは容器が頭にハマったメスの野良犬を発見。犬は肋骨が浮き上がるほど痩せていました。とてもそのままにしておけなかったボニーさんとボランティアスタッフは、ネットをつかって保護を試み、無事成功。つかまえられても抵抗することなく、非常におとなしかったそうです。
その後犬から容器を取り外そうと、ボニーさんたちは奮闘します。ひとりが慎重に容器をつかみ、ひとりは犬の胴体を引っ張っていきます。幸いにも、動画で分かるようにすぐに容器を取ることができ、犬の体を傷つけることはなかったそうです。
最初は人に怯えた様子ですみっこにいたという野良犬。脱水症状を起こしガリガリでしたが、獣医師の診断によると健康状態は悪くなかったとのこと。
その後預かりボランティアの家で過ごすことになった犬は「Winnie(ウィニー)」と名付けられました。やはりバスルームのはじっこで過ごし、自分から人間に近づこうとしなかったウィニーですが、次第に犬用ベッドやソファの心地よさに気付き、少しずつ人間を信じられるようになり……。シッポをブンブンと振ってうれしそうに近づいてくるまでに変化。笑顔で「なでて!」と甘えられるようになったのです。
そして約2カ月半預かりボランティアの家で過ごしたウィニーは、里親の元へ行くことに。最初はケージのはじっこで固まり、怖がる様子のウィニーでしたが、しばらくすると同居犬とじゃれ合う様子を見せ、仲良しになることができました。そしてゆっくりと里親家族との絆を深めていったそうです。
動画の最後では「おいで!」と呼ばれた際に、元気いっぱいでうれしそうにかけてくる姿を見せてくれています。保護当時の痩せ細り、怯えていた犬と同じ犬とは思えません。過酷な状況を生き延びて人の愛を信じられるようになったウィニー。これからずっと幸せな日々を過ごせますように、と願いたくなる動画でした。
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