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“ショートケーキの断面の絵”がかわいくておいしそう! スポンジの凹凸やクリームの質感がリアル(1/2 ページ)

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 ショートケーキの断面を再現した絵が、かわいくて食欲をそそるクオリティーで好評です。

 制作したのは画家のタカハシ ナツミ(@kawaiimatiere)さん。「MOE-DAN」と題された作品は、スポンジケーキにクリームとイチゴを挟んだケークの断面を再現しています。作品名は、ケーキやサンドイッチのかわいい断面が「萌え断」と呼ばれることに由来しているそうです。


斜めから見ると立体的なのが分かる

 ケーキスポンジを表現するための下地剤は「乾いた際に凹凸がとても激しい」とのことで、スポンジのボコボコした表面がリアルに表現されています。クリームのもったりした質感も本物みたいで、見ているとケーキを食べたくなってくる……!

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アップで見るとより分かる質感

 「よく考えたなー」「発想が面白い」などのコメントが寄せられたこの作品、制作にどのくらいかかったのかタカハシさんに聞いたところ、「いつもどのくらいかかったのかは気にしていないのでおよそになりますが、この作品は時間で言うと30時間くらい、期間で言うと1週間くらいです」とのこと。タカハシさんは、長い時間をあけて何度も画面を確認しながらじっくり描き進めていくそうで、「作品を描き進める時間ではなく、作品を見る時間」を多く取ることで良い作品に近付くのではないかとの考えを語ってくれました。

 また、本物に近づけるためにどんな工夫をしているのか聞いたところ、「リアリティを表現するにはやはり自身で体験することが1番の近道」とのこと。今回モデルにしたのいちごのケーキは自分で作って食べ、「スポンジはしっかりしてたな」「クリームが緩かったな」など、食べたときのことを思い出しながら制作したそうです。

 MOE-DANは、5月7日まで東京・吉祥寺で開催の展示会「MADASUKI」(会場:マジェルカ特設ギャラリー)で展示中。同作は販売も行っています。

画像提供:タカハシ ナツミ(@kawaiimatiere)さん

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