Ankerのモバイルバッテリーが炎上、爆発したとの報告にネット騒然 Ankerが回収し調査(1/2 ページ)
古いモバイルバッテリーにご注意。
Anker製のモバイルバッテリー「PowerCore 15000 Redux」が突然炎上、爆発したという報告がTwitterに投稿され、見た人たちを騒然とさせています。この件についてねとらぼ編集部ではAnkerに話を聞いてみましたが、「回答は差し控える」とのことでした。
モバイルバッテリーが爆発したと投稿したのは、Twitterユーザーのがんがさん(@GANGA_LUB)。写真では外装は裂け、焦げた中身が大きく飛び出しています。
がんがさんによると、充電中に火を吹き、慌ててぬれたタオルでつかんでベランダに投げたところ爆発したそうです。なお、奇跡的に火事にはならず、けが人も出ませんでした。
このモバイルバッテリーは、2019年11月に購入したものだったとのこと。減りが早くなってきており、ボタンを押しても残量表示がつかないことも増えていたそうです。家族で共有していたものだったそうで、だいぶ使い込んでいた様子。なお、火が出たときはリビングに置いてあり、高温の場所ではなかったとしています。
なお、この後がんがさんはAnkerから連絡を受け取り、爆発したモバイルバッテリーを回収してもらったとのこと。その際、この型番の国内発火は初だったため、原因を究明したいと説明を受けたそうです。がんがさんはその際、「非常に丁寧に対応をしていだだきました」とコメントしています。
Ankerはモバイルバッテリーを「消耗品」であるとし、長期間使い続けたり、誤った使い方をしたりすると大きなトラブルにつながる危険性があるとして、公式サイトでモバイルバッテリーが劣化した際の症状や注意点を案内しています。
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注意しようにも自衛も難しい。
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