AIがデザインしたケーキ、実際に作れるか? ケーキアーティストがチャレンジ(1/2 ページ)
アーティストの技が冴える!
AIがデザインした、ちょっと現実離れしたケーキを実際に作れるか? カナダを拠点にケーキアーティスト兼YouTuberとして活動するローリー・シャノンさんの動画が好評です。
ローリーさんは、テキストから画像を作成するAI(人工知能)プログラム「Midjourney」でデザインした、ドラゴンフルーツのチーズケーキを実際に作ってみることにしました。ローリーさんはAIに「cake, cheesecake, dragon fruit」などのテキストを入力して、いくつか生成されたデザインの中から、気に入ったものを選びます。
ローリーさんが選んだケーキのデザインは、表面に突起物があるドラゴンフルーツの特徴を生かしたもの。たくさんの棘があるグリーンの側面に、中は鮮やかな赤い色のスポンジケーキとなっています。
少し現実離れした色鮮やかなケーキに、ローリーさんはどの食材を使うべきか、一流の家庭料理人を目指す英YouTuberチーム「Sorted Food」のベン・エブレルさんに意見を求めることにしました。ベンさんからは、ドラゴンフルーツがイメージさせる東南アジアの美しさを引き出すためにもレモングラスや甘い香りのする熱帯アジア原産のパンダンを使うよう助言を受けます。
ローリーさんはベンさんの助言を元にケーキのレシピを作り、いざケーキ作りに臨むことに……。土台にはジンジャークッキーを使い、シロップ、パンダンエキス、クリームチーズアイシングなどを使ってAIがデザインしたケーキを忠実に再現していきます。
最終的にできあがったケーキは、ほぼ完璧と言って良いほどAIのケーキを再現することに成功。しかも実物にはクリームチーズのアイシングをたっぷり使っているとあり、とってもおいしそう。
ローリーさんのYouTubeチャンネルには、他にも紙でできているように見える「折り紙ケーキ」の動画や、20ドル(約2700円)の市販のケーキをスノードームケーキに作り変える動画など興味深い動画が投稿されています。また、公式サイトではケーキのレシピも紹介しています。
画像はYouTubeから
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