なだぎ武、母親の死を報告 “最後の電話”を取らず後悔の涙「着信を切ってしまった」(1/2 ページ)
なだぎさん「後悔は取り戻せない…自分が今まさにそうな様に」
お笑い芸人のなだぎ武さんが5月14日にInstagramを更新。母親が大腸がんのため死去したことを明かし、「癌の辛さも何もない天国で、笑っていてくれると嬉しいです。産んでくれてありがとうね」と感謝の思いをつづっています。
母の日を迎え、「先日、母が亡くなりました。家族葬で、通夜も葬儀も終えました。母はステージ4の大腸癌でした」と母親の死去を報告したなだぎさん。大腸がん判明から約6年間闘病していたそうで、「最後は腹水の症状が出、膨れ上がった体に苦しみ、疲れ、水も抜いてもらえないまま、静かに部屋で一人息を引き取っていました」と愛する母の最期を伝えています。
またなだきさんは、「その日昼過ぎにメールをし、その数時間後、電話が掛かってきたけど映画を観るために着席していたのもあり」「観終わってから折り返えそうと、着信を切ってしまった」と母親からの“最後の電話”を取れなかったことを告白。映画鑑賞後に折り返すもつながらず、少し間を置いて父親から「おかんが逝ってもうたわ…」と連絡が来たことを明かしています。
なだぎさんは、「え? なんで!? さっき電話くれてたのに、、え?? 、、あれが…もしかして最後の連絡になったの!? なんで、、なんで出やんかったんや、、」と後悔と動揺を告白。急いで東京から大阪に新幹線で向かったそうですが、「その間動悸は止まらず、電話に出なかった後悔と悔しさで涙が溢れ出てきた…新幹線の車内では呆然と、ただただ後悔の気持ちでどうしようもなく涙が出続けた」と後悔の涙が止まらなかったといいます。
実家に戻り、全身に黄疸や腹水の症状が出たまま息を引き取った母親と対面したというなだぎさん。「結婚の事や孫の誕生を伝えた時は泣いて喜んでくれた。たった一度だけしか叶わなかったですが、少しの時間、孫の顔を直接の見せてあげれた事は、良かったと思える出来事の一つでした」(原文ママ)と生前の親孝行を思い返しつつも、「今思えばLINEでビデオ通話して孫の顔をもっと見せてあげる事が出来たな…とか、もっと実家に帰ってあげる事が出来たな…とか、後々になって気づく事だらけで、自分が嫌になります」と後悔ばかりが残るようでした。
なだぎさんは、「今現在病気や治療で苦しんでる方のお知り合いや親族、ご家族の方、大変な事も多いと思いますが、常に寄り添っていてあげてください」「明日、何時間先、何分先、何がどうなるかわかりません…後悔は取り戻せない…自分が今まさにそうな様に。後々自分の心に落とし込めるよう、後悔と思わない瞬間瞬間を行動や言葉、態度で示してあげて下さい」と自身を反面教師にするように呼び掛け。最後には、「母の日に…おかん…痛みや腹水や癌の辛さも何もない天国で、笑っていてくれると嬉しいです。産んでくれてありがとうね…」と心からの感謝を言葉にしています。
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