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バナナに描いた人魚やウサギ、インクも絵の具も要らないバナナの皮アートが斬新(1/2 ページ)
絵筆の代わりに糸切りリッパー。
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英アーティスト、アンナ・チョイニカさんのバナナの皮に傷を付けて描くアートが注目を集めています。
絵の具もインクも必要としないバナナアートは、バナナの皮の表面に糸切りリッパーなどを使って傷をつけ、変色させて描くそうです。傷のつけ加減で濃淡を調整して描くバナナアートは、時間とともにさらに傷の跡が濃く変色し、見る人を楽しませてくれます。
イグアナや人魚のアートは、バナナの形状を生かしていることもあり、立体的でなおかつリアルに見えます。そんなアンナさんのバナナアートは、2020年3月のパンデミックの最中に生まれました。当時アンナさんは新型コロナウイルス感染の疑いで自宅の寝室で自己隔離していたそうです。
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その際、あまりにも退屈だったことから目の前にあったバナナを手に取り、フォークでバナナの皮を何気なくなぞってみたとのこと。すると30分後になぞった部分がくっきりした茶色に変化し、さらに1時間もすると真っ黒に変化するのを見て、バナナアートを思いついたといいます。
アンナさんは作品を写真に撮ってから必ずバナナを食べ、撮った写真は高性能印刷機を用いてジクレープリント(参考リンク)に仕上げるそうです。アンナさんのバナナアートのジクレープリントは、公式サイトの「Banana Bruiser」で購入可能です。
また、Instagramにはバナナアートを完成させる工程の動画やバナナの皮を一部カットして立体的に見えるように仕上げた作品なども投稿されており、目を楽しませてくれます。
Image credit:Banana Bruiser(Instagram)
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