韓国俳優、ファンへ技術の無償提供呼びかけたことを謝罪　「プロを見下している」「ファン心理を利用」と批判されていた（1/2 ページ）

　韓国の俳優キム・テリが5月23日にInstagramを更新。 “才能の寄付”としてファンへ無償での字幕翻訳を求めたことについて非を認めて謝罪しました。

　テリが前日22日に告知したのは、所属事務所のYouTubeチャンネルで配信している自身のVlogシリーズの外国語字幕の制作を、“才能の寄付”として無償で行ってくれる人をファンから募るプロジェクト。これにプロの翻訳家を見下している、ファン心理を利用した不適切な方法だという指摘が多く寄せられ、募集の投稿は削除されました。

　今回の投稿でテリは、真っ黒な画像とともに英語と韓国語で謝罪文を掲載。「『ファンの皆さんと一緒に意味のあるものを完成させたい』という思いが強すぎて、一番大事な問題に慎重にアプローチすることができませんでした。明らかに私は失敗しました」と当時の判断への反省を伝えています。

　さらに、「才能の寄付をお願いするような気持ちでファンに接するべきではありませんでした」「私の短絡的な考えや行動により、不快な思いをされた皆さまには、心からおわび申し上げます」と謝罪しました。なお、翻訳作業への協力を申し出た人々には、おわびのメールを送ったそうです。

　なお、所属事務所MANAGEMENT MMMはテリの謝罪と同日に、「不快に感じた方々がいれば、心から申し訳ない」と同じく謝罪しています。