東京・足立区初当選の和田愛子氏、過去に偽ブランド品販売で書類送検　SNSに動画投稿で「報道は事実」と認めて謝罪　任期開始前に辞職表明（1/2 ページ）

　東京都足立区議会議員選挙で初当選した和田愛子氏は5月25日、偽ブランド品を販売していたとして警視庁に書類送検されていたとの報道について、Twitter上で事実と認めて謝罪しました。

　和田氏は、5月21日投開票の足立区議選に立憲民主党から出馬し、初当選。偽ブランド品を販売したとして、3月に商標法違反容疑で書類送検されていたと、当選から3日後となる5月24日に朝日新聞などに報じられました。和田氏は同日付けで立憲民主党に離党届を提出しましたが、除籍処分になったということです。

　和田氏は5月25日、Twitterに謝罪文と動画を投稿しています。謝罪文では冒頭で、「報道されている私に関する一連の問題につきまして、 深くお詫びを申し上げます。私が商標法違反で書類送検され、 罰金刑の略式命令が下されていたことは事実です」とコメント。自身が立憲民主党に除籍処分をくだされたことや、5月26日の任期開始とともに即日辞職することを明かしました。動画内では、「さまざまなご迷惑をおかけしてしまったことを深く反省」し、辞職を決めたと説明しています。

　自身に投票した有権者や区民に対しては、「私の未熟さや軽率さゆえに多くの方へご迷惑をおかけてしてしまったこと、たくさんの方にご支援いただき、 温かい応援のお声をかけていただいたにもかかわらず、 ご期待に沿えず、さらにお気持ちを踏み躙るような結果となってしまったことを、心より深くお詫び申し上げます」などと謝罪しています。さらに、商標を侵害されるなどの被害を与えた人々に対しても、あらためてお詫びしました。