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福山雅治ファンクラブ、転売チケットは「“買った側も”永久退会」 厳しい対策が「全興業がこうあってほしい」とトレンド入りの反響(1/2 ページ)

高額で売るのも買うのもダメ。

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 福山雅治さんのファンクラブ「BROS.」による、「ライブのチケットを売った側も買った側も強制的に永久退会」とする転売対策が大きな反響を呼んでいます。Twitterでは一時「永久退会」がトレンド入りする事態となりました。

不正の発覚したチケットは全て無効のうえ、チケットを売った側も買った側も永久退会(公式発表より抜粋、強調部分は編集部の加工)
発表当日は「永久退会」がトレンド入り

 BROS.の規約では、会員特典で得たチケットやグッズ等、会員資格に基づいた権利の転売や譲渡、貸与が禁じられています。しかし8月の日本武道館公演において、このような規約違反が多数みられるとして、運営は申込者分のチケットの同行者への分配を不可とするなど、転売対策の声明を出しました。

公式発表の全文(クリックで拡大)

 そのなかで言及されたのが、前述の罰則。不正なチケットは全て無効とし、出品者もチケットの申込者も当日の入場はできず、仮に取引が成立していなかったとしても、出品が行われた時点で入場不可の対象となります。そして、不正とみなされたケースでは、チケット代金や手数料の返金は一切なく、チケットの売り手も買い手もBROS.からは強制的に永久退会となります。

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 この厳しい対応は、「やはりこれくらいの処置は必要」「全ての興行チケットでやってほしい」と話題に。「買い手を減らせば売る側の収入源を絶てる」などと、買ったほうにもペナルティーがある仕組みを評価する声が寄せられています。

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