ニュース

亡き父の携帯、残されていた動画に映っていたのは―― 思わぬ一面を知る漫画に涙腺が緩む(1/2 ページ)

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 亡くなった父の、それまで知らなかった表情を見つける漫画「あいまいでよく見えない。」が読者の心を揺さぶっています。作者は『しょうもないのうりょく』などを手掛ける漫画家の高野雀(tknszm)さん。


亡き父は無関心だったと思っていたけれど……

 父を亡くしたばかりの雄大。しかし友人には「推しの熱愛発覚の方がショックだった」「最近ずっと病気してたし驚きない」と平静な様子を見せます。父は何事にも無関心で趣味もなく、遺品を整理していても、思い出すのは家族の行事に仕方なく参加していた様子。結局何が楽しかったのかとずっと考えてしまう、と雄大は友人に語ります。


父の死より「推しの熱愛の方がショック」という雄大

 遺品整理で出てきた、父の古い携帯。雄大は母から頼まれたと、データの取り出しを友人に依頼します。携帯から出てきたのは、たくさんの解像度の低い写真と動画。動画を再生すると、写っていたのは若いころの父の笑顔、それも愛情あふれる表情の。母に向けた顔だと思っていた雄大ですが、動画の父はカメラに向かって「雄大」と――。

advertisement

遺品から出てきた動画。父が笑顔を向けていたのは……

 子どものころの自分に向けられていた父の優しい笑顔。そこに愛情は、「何が楽しかったのか」の答えは確かにあったこと、それを知ったときにはもう父はいないこと……短いながらも胸に迫る物語に、読者からは「泣けて泣けて…胸が苦しい」「何気なく見て涙」などの声が寄せられています。

 この作品は高野さんが2月に発行した同人誌に収録。BOOTHで購入できるほか、ブログでも公開されています。

作品提供:高野雀(tknszm)さん

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  2. 「日本の車のスゴさ」 ヒロミ、45年前の“激レア旧車”を発掘&オークション出品 驚きの落札価格にスタジオ騒然「こんなことあるんだ!」「ヤバイな!」
  3. 「1本11万!」 大谷翔平と真美子さんが監督へ贈った誕生日プレゼントに注目「もしかしてこれ?」「ウイスキーじゃないかも?」
  4. 「ご覧の通り、ひどい有様です」 ハードオフに1080円で売っていた“信じがたい状態の商品”に「どうして……」
  5. 笠井信輔アナ、妻とのレアな2ショット公開 「奥さま美しいですね」「美魔女 すてきすぎるーぅ」と反響
  6. 70代両親「もう猫は飼わない」と決めていたが、家をなくしたシニア猫を引き取り…… 2カ月後の変化に「泣けてくる」
  7. ぐずぐず泣きの2歳息子に、柴犬がぴったり寄り添うと…… 優しさが生んだ奇跡に「ワンコって本当に愛情深い」「二人にだけ通じる何かがあるのかな」
  8. 「もはやデカいイオン」「マジ建築物」と驚きの声 港に停まる“デカすぎる船”に目がバグりそう
  9. 縁日の屋台に紛れ込んだ“超巨大金魚”にア然 金魚すくいの常識をブッ壊す光景に「やべぇw」「こんな豪華な金魚すくい見た事ない」
  10. 実家の親のために作った「ネットにつながらなくなったら開ける箱」が話題 ルータ再起動の簡略化に「すばらしい解決方法」「マネしたい」