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ホグワーツが東京へやってきた! 話題の新施設ワーナー ブラザース スタジオツアーで1日魔法使い体験(1/3 ページ)

このときを待っていた!

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 初めて「ハリー・ポッターと賢者の石」を見たあの日から、ホグワーツ校より入学許可の手紙を待ち続けること約20年。手紙は今の今まで未着ですが、とうとうホグワーツの方が日本へやってきました。「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が6月16日にオープンします。


ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター

 同施設は映画制作の裏側を体験できる、ウオークスルー型の新しいエンターテインメント施設をうたい、物語に登場するセットを来場者が自分で見て、歩いて体験できる作りになっています。各所で写真撮影が可能となっているので、ローブを羽織って杖を手にすれば気分はもう魔法使い。一方で、音響やデザイン、映像技術といったシリーズを支えた裏方の仕事も細部にわたって紹介されていて、まさにハリー・ポッターの世界を表から裏から余すところなく五感で味わえる空間です。

 ホグワーツ生になり損ねた記者は、オープン約2週間前に開催されたプレスツアーに参加し、夢にまで見た魔法界を初体験。魔法使いになった気分を味わったり、こうまで視聴者を夢中にさせた映画の“魔法”を感じたりエモい施設体験をたっぷりの写真と動画でご紹介します。

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電車を降りた瞬間から魔法体験は始まっているんだ!(西武池袋線豊島園駅)

ホグワーツの大広間


大広間

 ホグワーツに入学したハリーが学校へ早々に通されたのがこの大広間。組み分けの儀式で「スリザリンは嫌だ」と懇願した結果グリフィンドールに振り分けられたり、三大魔法学校対抗試合の開催が宣言されたりと、物語の始まり、そしてシメの舞台になってきた場所です。


大広間の入り口には石像が守る重厚な扉が

最奥に構えるダンブルドア先生

校長の隣に控えるスネイプ先生

 日常的な食事風景で頻繁に登場するため、大きなテーブルには食器がずらり。ハリー、ロン、ハーマイオニーといった登場人物の制服、ダンブルドア校長やマクゴナガル先生、スネイプ先生の衣装が展示され、登場人物の日常風景に想像が膨らみます。


4寮分の制服

長い長いテーブル

寮別ポイント計、今のところはグリフィンドールが一歩リードしているもよう

 組み分け帽子も展示されているので、ハリー気分で「スリザリンは嫌だ!」と懇願してみるもよし、お気に入りの寮のスペース前で名もなきホグワーツ生になり切ってみるもよし。また、旧スリザリン制服も用意されているので、ちょっとマニアックにホグワーツの昔へ思いをはせることもできます。


想像よりくたっとしていました

グリフィンドール寮の談話室・男子寮


グリフィンドールの談話室

 ハリー、ロン、ハーマイオニーが所属するグリフィンドールの寮内は、赤とライオンのモチーフがあちこちに飾られています。ベッドルームには作り手のこだわりが感じられ、各キャラの私物からそれぞれの趣味やパーソナリティーが分析でき、時間が溶ける感覚を味わえます。

 なおスタッフの説明によると、男子寮のベッドは第1作時点の寸法で作ったため、シリーズが後半に進むにつれキャストが成長し、だんだん全景が使われなくなってしまったのだとか。また、まだ未公開ですが隣にはスリザリン寮の談話室も展示されているので、ライバル関係にある両者を表現した対照的なモチーフ配置にデザインの妙を感じてみてください。

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細かい小道具に注目したいベッドルーム

クィディッチ体験

 ハリーが才能を発揮し、魔法界の少年少女、時には大人も夢中になるスポーツ、それがクィディッチ。このゾーンに関しては展示は少なめで、映画の魔法で夢にまで見たホグワーツ生になれるという体験がメインのエリアとなっています。


応援席のセット

 内容は、クィディッチの試合を応援する観客になり切るというもので、グリーンバックで撮影した映像が、映画の映像とその場で合成され、鑑賞までできます。一足先に体験させてもらった記者の立場から言えるのは、とにかく「恥ずかしい」という気持ちは捨てること。あとから簡単に映像をダウンロードできる仕組みも完備されているので、ぜひ本気のエールとブーイングで、ホグワーツ生として青春の1ページをガッツリ刻んでみてはいかがでしょうか。

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