英俳優エマ・ワトソンが4月15日に33歳の誕生日を迎え、自身のInstagramへ6枚の写真を投稿しました。エマはこれらの写真が2022年の誕生日に撮影されたものだと説明し、さまざまな経験を経てやっと“準備ができた”ため投稿したと述べています。
エマは6枚のうち最後に投稿された写真へ、「33歳です。あら。29歳になる前は土星回帰という概念についてさえよく知らなかったのにね。今は、まあよく知っていると言っておきましょう」とコメント。投稿されたモノクロ写真のエマは袖やデコルテの部分がメッシュになったシア―な素材のドレスを身に着け、髪はオールバック。自由を感じ羽ばたいているかのように両腕を広げています。
近年エンターテインメント業界やSNSから少し距離を置き、心配したファンから引退説まで流れるほどでしたが、続くコメントでエマはそのことに触れ、仕事の代わりにサーフィンや乗馬、セラピーに通っていたことを明かしました。さらに弟とワインパミスを使ってジンを作る方法を考え出したり、メキシコでソフィアという犬を引き取ったりと、とても充実した人生を送っているもよう。そして「ハリー・ポッターと賢者の石」公開20周年を記念した特別番組「ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」にも触れ、「ハリー・ポッターの同窓会を撮影した。おばあちゃんとおじいちゃんにさよならを言った。自分の足跡をもう1度たどった。女性の環境投資ファンドを立ちあげた」と人生を変えるような出来事についても言及しています。
そしてさまざまな出来事が起こるなか、「本当に悲しくて、本当にたくさんのことに腹が立ちました。愛について、女性であることについて、ずっと深く学びました」とつづったエマ。今回投稿された写真が実は2022年の誕生日に撮影されたことを明かし、1年後に公開した理由を「まだ私の“Covid Cocoon(新型コロナウイルスの繭)”から出る準備ができてなかったから」と説明しました。エマはさらに「今日、私は(繭から抜け出し)蝶になったと感じています」と蝶の絵文字を使ってコメントを結びました。
エマはこの写真の他にも、素肌にジャケットを羽織ったスタイルや、穏やかな日差しのもとショート丈のオールインワンで指をくわえこちらを見つめる写真など、いろいろな表情を見せています。
SNSへの投稿が頻繁ではないエマのバースデー投稿には、「お誕生日おめでとう、史上最高のハーマイオニー・グレンジャー。誰も君の代わりはできないよ」「33歳おめでとう、魔法のような1年、どんどん良い人生になりますよ」「君がドラマシリーズでもハーマイオニーを演じてくれるといいなあ」など、彼女の33歳を祝う声や新しくドラマ化が決定した「ハリー・ポッター」シリーズに言及する声もありました。
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