柳原可奈子、脳性まひの長女が初めての訪問美容利用　丁寧な情報発信に「たくさんの人の役に立っていると思います」の声（1/2 ページ）

　タレントの柳原可奈子さんが6月23日にInstagramを更新。脳性まひを公表している長女のヘアカットのため、初めて訪問美容のサービスを利用したことを報告し「いつも丁寧な情報、たくさんの人の役に立っていると思います」と感謝の声が寄せられています。

　柳原さんは利用の工程として、インターネットで検索し、自らWebサイトの予約フォームを通じて細かい要望を伝えたことを説明。「ポータブルチェアを使いたいこと」「右手は動かせるので、ハサミを掴んでしまわかないか？　が心配なこと」「まだこれから髪を切るよと言ってもわからないと思うので、嫌がって暴れてしまうのではないか？　ということ」と気になっていることを事前に伝えた懸念もオープンにしています。

　先方さんからはすぐに「事前共有助かります」と返事があったそうで、柳原さんは「ママと手を繋ぐ、タオルを握る、など具体的な対応案を教えてもらい、こちらも心の準備ができました」と具体的な説明と対応に安心した様子でした。

　ヘアカット当日は髪を切りやすいようにポータブルチェアの背もたれを下げ、柳原さんが肩と首を抑えたそうで「クロスをつけるのは嫌がって怒ってしまいましたが笑顔の力ずくでなんとかつけたよ」と努力を要したことも告白。

　その後は「担当美容師さんの流れるような神技で、本人が右手で遊んでるうちに後ろから無言でそーっと切り始めてくださり、切っていることにほとんど気づかず終わりました」と無事にヘアカットが終わったことを報告。「自宅ということで、警戒心がなかったこともあり大きく暴れることもありませんでした」とホッとした様子も見せました。

　柳原さんは「出来上がりも夏らしくサッパリ素敵」と満足した様子も見せ、「あれ、どこかでそっくりな人を見たような・・・あ!!　黒髪の時の私だー!!　笑」と画像を並べ、自身と似ていることもうれしそうにつづっています。ママとおそろいだ！

　柳原さんの丁寧な情報発信に「そうなんですよねー、障がい児にとって鬼門なのは、病院探しと美容院探し・・・」と共感の声が。利用した業者の名前も記載しているため、「訪問サービスの情報って、助かる方も多いのではないでしょうか」「訪問美容院とかあるんですね。なんか、勉強になります」「可奈子ちゃんの発信力のお陰で助かる人が増えますように！！」と感謝のコメントが続々と寄せられています。