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「特集までしたのに」 岩波書店、ChatGPTに長寿雑誌『世界』を知っているか質問するも…… “まさかの回答”に切なくなる(1/2 ページ)
1946年創刊の総合雑誌。
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岩波書店の総合雑誌『世界』の編集部公式Twitter(@WEB_SEKAI)が、特集までしたのにChatGPTに認知されていなかったとツイート。切なさあふれるつぶやきに注目が集まっています。
『世界』2023年7月号(6月8日発売)では「狂騒のChatGPT」という特集が組まれたのですが、編集部公式Twitterが「雑誌『世界』って何ですか?」とChatGPTに質問したところ、思いがけない回答が返ってきました。
それは「『世界』という雑誌は、実際には存在しないかもしれません。私の知識は2021年までのものであり、その後の出版物については把握していません」というもの。『世界』の創刊は1946年と70年以上もの歴史がある出版物です。この返事には苦笑いしてしまいます。
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リプライ欄には励ましの言葉などが寄せられています。また「BingAIなら認知してくれる」「聞き方を変えれば答えてくれる」などの情報も。ねとらぼ編集部でも質問してみましたが、わかっているのかわかっていないのか微妙な回答が返ってきました。AIとの付き合い方には考えさせられますね。
(高橋ホイコ)
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