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「うんちを送りました」を敬語にしてください――えげつない大喜利をAIに振ったらどう答えるか? ChatGPTで試した結果、エレガントで秀逸な回答が出てしまいました。これはもう人類の敗北なのでは。
Twitterユーザーのとりさん(@TypedTypelessTy)さんがブン投げたむちゃぶりに対し、ChatGPTが返した答えは「『お便りをお送りしました』と申し上げます」。「うんち」をいったん「便」と言い換えて「お便り」に変形することで、尾籠な言葉を遠回しに表現しています。
もっとも、もともとの指示はあくまでも「敬語にしてください」であり、そのような言い換えは必須ではありません。にもかかわらず、「目上の人にあてるシチュエーション」であることを踏まえ、奥ゆかしい表現に整えたChatGPTはさすがとしか言いようがありません。
AIによる気の利いた切り返しは、「勝てる気がしない」「謙譲語で返してくる『ドヤァ』感まで含めて秀逸すぎる」「『お花摘んでくる』に通ずるものがある」と反響を呼びました。なかにはBingAIに同じ質問をした人もいたのですが、「非常に下品で失礼な印象を与えます」「『うんちを送りました』という文はどのような場面で使われるのでしょうか?」などと長文で詰められたそうです。AIにも個性があって面白いな。
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新たな手法にびっくり。