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気象予報士・千種ゆり子、“推し”の配慮欠いた言葉に傷心 「そんな言葉聞きたくなかった」(1/2 ページ)

もやもやした気持ちをつづっています。

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 気象予報士の千種ゆり子さんが7月7日にInstagramを更新。“推し”ているとある人物の配信を見ていた際に、配慮に欠ける言葉があったことに傷ついたことを明かしました。


千種さんの投稿(画像は千種ゆり子Instagramから)

千種さんは26歳で早期閉経(※)したことを公表しており、

 「推しの配信で悲しかった出来事」と切り出し、「女性ホルモン(エストロゲン)多めの人が好きとかそんな言葉聞きたくなかったな」と発言に心を痛めたことを明かした千種さん。26歳で早期閉経(※)したことを公表したこともあり、「自分が嫌いと言われたようで傷付いたのもあるけど推してた人がそういう配慮ができない人だとわかったことが悲しい」と胸中を吐露。

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(※)早期閉経とは、40歳前に月経が永久的に停止すること。卵巣が卵子を定期的に排卵しなくなりホルモンを分泌する能力が衰えるため、閉経と同じホットフラッシュや寝汗などの症状を訴える人もいます。

 “推し”とされる人物は「女性らしさが好き、と言うためにエストロゲン多めの人が好きという言葉を使ってた感じ」だったそう。続けて「私、めげずに生きていくよ」と前向きな言葉で締めています。


千種ゆり子さん(画像は千種ゆり子Instagramから)

 ファンからは「悪気はなかったでは済まないこともある。自分も気をつけないといけない」と襟を正す声が寄せられており、千種さんは「私自身もうちや想像力の欠如から誰かを知らず知らずのうちに傷つけてしまったこともありそうです」と自省しながら、「常に自分の発言を振り返り自分とは違う人の心に思いを馳せて言葉を選んでいきたいと感じます」と返信。

 また、自身も別の属性に関する言葉で傷ついたというファンからは「これからの未来を担う若者へ、そういう教育ってどうやって伝えていけばいいのでしょうか。最近少し関心があります」という声が到着。千種さんは「いつか機会があれば 私のような症例も知ってほしいと思いますが、どのようなタイミングでどのように伝えるか、そもそも伝えるべきかも迷います」と葛藤を明かすとともに、「私のような人が柔らかに声を上げてそういう空気を作っていくことも、一つの教育になると思っています」と未来の教育への思いも伝えました。

 千種さんは24歳から月経がなくなり26歳のころに早期閉経と診断されたことを、その7年後となる2022年10月に公表。自身の経験を語るInstagramを開設しており、11月には女性ホルモンが足りないことで発生しやすくなる骨粗しょう症や脂質異常症、動脈硬化などのリスクを減らすためにホルモンを補充して月に1度月経を起こしているため、生理痛やPMS(月経前症候群)などのつらい症状があることを明かしていました。


早期閉経を公表した際の投稿(画像は千種ゆり子Instagramから)
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