どんな小さな箱でも入ってしまう巨大ニャンコ　子猫たちに“正しい箱の使い方”をレクチャーする貫禄がクセになる【スウェーデン】（1/2 ページ）

　猫が2匹の子猫に“正しい箱の使い方”をレクチャーする様子がYouTubeチャンネル「Adventures with Maine Coons」に投稿されました。動画は記事執筆時点で2万2000回以上再生されています。

　撮影場所はスウェーデン。レッドの毛並みが美しいメインクーンの「Buster」（バスター）は、飼い主さんいわく、箱の中に座るのが得意なニャンコなのだとか。

　いっぽう子猫の「Aurora」（オーロラ）と「Orion」（オリオン）は、箱の使い方に関してはまだ初心者。バスターがごはんを食べに行っているあいだ、オーロラとオリオンはバスターの箱の中でゴロゴロと寝転がって遊んでいます。すると、帰ってきたバスターから「箱の使い方が正しくない」といわれてしまいました。バスターは、オーロラとオリオンに“正しい箱の使い方”をレクチャーします。

　そのためにバスターはまずチリンチリンと呼び鈴を鳴らして飼い主さんにもう1つ箱を用意させます。そして新しい箱の底を確認すると「こうしてちゃんと座るのだ」「ただ重なって寝転がっているだけではダメだ」と2匹にお手本を見せます。せりふが出されるときのバスターの表情が渋くて、思わず笑ってしまいますね。

　バスターから学び、2匹は“正しい箱の使い方”にトライしますが、うまくいきません。2匹は「もっとスペースが必要だよ」「この箱は小さすぎる」と言い訳をします。

　しかしバスターから「“箱が小さすぎる”なんてことは起こり得ないんだよ」とたしなめられます。確かにバスターが座っている箱は体と比較すると小さいですが、バスターにとってはどんなサイズの箱でも関係ないのでしょう。

　バスターは「でももう1つ箱を用意してあげよう」と寛大な心で子猫たちの言い分も受け入れます。そして先ほどと同様、呼び鈴を鳴らして飼い主さんに箱を持ってこさせます。このバスターの貫禄がたまりませんね。

　もう1つ箱がやってくると、子猫たちもそれぞれの箱の中に入ります。バスターから「ちゃんと座りなさい」と指導を受け、2匹は箱の中にちょこんと上手に座りました。

　3匹が並んで箱の中に座る姿がとってもかわいいですね。バスターの“正しい箱の使い方”講座は、これにて無事終了です。

　コメント欄には、「『箱が小さすぎることはない！』がバスターのモットーだね。 この名言と小さな箱の中に座っているバスターの写真をTシャツにすれば素晴らしいものになるだろう。私なら買うね！」「とても愛らしくて面白くて……素晴らしい！　彼らのビデオが、子猫たちと猫が大好き!!」などの声が寄せられました。バスターとオーロラとオリオンのかわいいやりとりに心がほっこりする動画でした。