5年間コンテナから出られず、主食が食パンだったワンコ　新しい飼い主に見せたとびっきりの笑顔に涙が出る

　元保護犬の輝かしい笑顔ショットがTwitterに投稿され、記事執筆時点で415万件以上の表示回数を突破、5万1000件以上の“いいね”を獲得。「なんて嬉しそうな表情だろう」「めっちゃイイコイイコしたい！！」と反響を集めています。

　写真に写っているのは、7月から投稿主であるおねっさん（@LuckyStar111222）さんと家族になった北海道犬の男の子「ハチ」くん（6歳）。おめめはにっこりと三日月の形になり、お口はニカッとあけてとっても楽しそうに笑っています。ハチくんがこんなにもすてきな笑顔を見せてくれるようになったのは、きっと投稿主である飼い主さんと出会えたからなのでしょう。

　ハチくんと飼い主さんの出会いは保健所。トリマーを本業としている飼い主さんが、保健所にいたハチくんをボランティアでトリミングすることになったのがきっかけです。前の飼い主さんに「無表情でかんでくるから」と、1歳のころから5年間コンテナに閉じ込められ、一度もお外に出たことがなかったというハチくん。保健所で会ったときは、糞尿の上に寝ていたためすごい悪臭で、関節も歪んでしまっていたといいます。表情もどこか寂し気でした。

　その後、ハチくんは飼い主さんのお家で体をきれいにしてもらい、お庭で遊んでみることに。そのとき、初めてお外の楽しさを知ったのです！　最初は、トリミングのボランティアを終えたらハチくんを保健所に返す予定だったという飼い主さん。しかし、シャンプー中もかむことなく信頼してくれたハチくんを家族に迎える決意をします。

　それからというもの、ハチくんは無表情どころかいつもニコニコな笑顔を見せてくれるように。最初はぎこちなく歩いていたお散歩も、今では軽やかに走れるようになったのです。

　幸せそうなハチくんの姿に、リプライ欄では「元飼い主さんは5年一緒にいてもこんな笑顔見てないんだろうなぁ」「これからはいっぱい風を浴びたり、草の匂いを嗅げますね」「この子にたくさんの幸せと笑顔が絶えない日々が訪れますように」といった反響が続出しています。

　飼い主さんは以前、一般社団法人ラッキースターの代表としても活動していましたが現在は休業中とのこと（関連記事）。ハチくんをはじめ、一緒に暮らすたくさんの保護犬や保護猫ちゃんたちの日常は、Twitter（@LuckyStar111222）にて公開されています。

画像提供：おねっさん（@LuckyStar111222）さん

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