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損保ジャパンがビッグモーターへの対応で謝罪 社外調査委員会を設置し不正請求への対応を検証(1/2 ページ)
不正の情報を得ながらも契約者の紹介を続けていました。
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損害保険ジャパン(損保ジャパン)が7月26日、ビッグモーターの自動車保険の不正請求への対応について謝罪しました。あわせて、社外弁護士のみによる社外調査委員会を設置したと発表し、調査結果を公表するとしています。
損保ジャパンは、2022年夏からビッグモーターに出向していた社員から、「不正な請求が行われている可能性がある」との情報を得ていたとのこと。しかし、詳細な調査をせず、一度中止していた取引を再開していました。
この件について損保ジャパンは、「自動車保険金の不正請求につきまして、お客さま、代理店の皆さまおよび関係者の方々に、大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心からお詫び申し上げます」と謝罪。社外調査委員会で客観性・透明性を確保した調査をし、真因分析に基づく必要な対策をはかるとしています。
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なお、ビッグモーターは現在、店舗前の街路樹に除草剤をまいていたのではないかとも疑われており、調査が進められています。
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