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食洗機を使った後におわんの裏にたまる水って、きれいなの? なんだかんだ気になる疑問についてパナソニックに聞いてみた(1/2 ページ)

地味に気になるやつ。

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 文明の利器・食器洗い乾燥機。忙しい現代人の味方ですが、食洗機を使った後、乾いているはずのお椀や皿の裏に、水がたまっているのをみかけたことはないでしょうか。


そう、問題はこれ

 この水はきれいなのか汚いのか……多くの食洗機ユーザーを悩ませてきたであろう疑問を、食洗機のメーカー大手であるパナソニックに聞きました。

 

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―― 食洗機を使った後、お皿やお椀の裏に水が残ると、ふき取るだけでよいかもう一度食器ごと洗いなおすべきか迷います。どう扱うとよいでしょうか

パナソニックマーケティング担当・山本さん(以下、山本さん): ふき取るだけでかまいません。最終すすぎの水が一部乾ききらなかったものですので、きれいな水です。

 


 

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 きれいな水だった! 長年地味に気になっていたことが、一瞬で解決しました。

 


 

―― ちなみに、最初から食器に水がたまらないように洗うコツはありますか?

山本さん: お水が残りやすい食器のタイプとしては、主におわん類の糸底に高さがあるものやマグカップ・湯のみ類の伏せ置くものが上げられます。なるべく垂直に伏せ置かず、斜めに立ててセットすると、たまった水が落ちやすく乾きやすくなります。食器セットの際、少し気に留めていただけると幸いです。

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矢印の部分が「糸底」。もともとは、ろくろで陶器をつくるとき、糸を使って底の部分を切り離したことに由来する呼び名です

 また、食器によっては、糸底が一部切り欠き形状になっているものもあります。そういったタイプを選んで使っていただくのも、おすすめです。

 


 

 調べてみると、円形の糸底の一部をカットして、そこから水が出ていくように工夫された食器がありました。100円均一やインテリア用品店など、手に入りやすい場所でも取り扱われているようです。


糸底の一部をカットしたニトリの商品「汁椀(キッコウシルワンクリーンコート)」(画像はニトリ公式サイトから)

 せっかく時短家電を使うなら、それにまつわるプチストレスも解消したいもの。プロによる回答で、生活が少し便利になるトリビアでした。

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※取材協力:パナソニック(公式サイト

筆者:近藤仁美(こんどう・ひとみ)

クイズ作家。国際クイズ連盟日本支部長。日本テレビ系「高校生クイズ」「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」など、各種媒体に問題を提供する。クイズの世界大会「World Quizzing Championships」では、日本人初・唯一の問題作成者を務める。

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