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サンドラ・ブロック長年のパートナー、ブライアン・ランドールが難病ALSにより57歳で逝去 2022年休業&自宅で看護

「子どもたちにお手本にしてほしい人」とサンドラ。

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 8月5日、米俳優サンドラ・ブロックの長年にわたるパートナーで写真家、ブライアン・ランドールが57歳で亡くなりました。家族が7日に米People紙へ声明を発表し、ブライアンが難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘病の末亡くなったことを伝えています。


第82回アカデミー賞で主演女優賞を獲得したサンドラ(画像はYouTubeから)

 声明では、「8月5日、ALSとの3年の闘病の末、ブライアン・ランドールが穏やかに息を引き取ったことを深い悲しみとともにお知らせいたします」「ブライアンは早くからALSとの闘いを公にしないことを選択し、彼を気遣う私たちとしては彼の願いを尊重するため最善を尽くしました」と、ブライアンの闘病生活が非公開とされていたことを明かしています。

 続けて、「私たちとともにこの病気のあらゆる要素をナビゲートしてくれた疲れ知らずの医師たちと、私たちのルームメイトとなってくれ、ときには私たちのため自分の家庭まで犠牲にした驚異的な看護師たちに心の底から感謝しています」と医療関係者がブライアンと家族のため最善を尽くしてくれたことに感謝のコメント。

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 「今このとき、悲しみ、そして不可能にも思えるブライアンとの別れを受け入れるため、プライバシーを尊重してくださるようお願いいたします」と深い悲しみに沈んでいることを伝えました。なお、この声明の最後にはサンドラの個人名ではなく、「彼の愛する家族」と署名されています。

 また、サンドラの妹ジェシン・ブロック・プラドはInstagramに笑顔を見せるブライアンの写真を投稿。「ブライアンは天国で最高の釣り場を見つけ、昇ってくる鮭にルアーを投げているはず。ALSはむごい病気ですが、私のすばらしい姉と、自宅で姉がブライアンの世話をするのを助けてくれた看護師さんたちに最良のお世話をしてもらったと思うと少し慰めになるでしょう。ブライアン、安らかに」と追悼し、米ALS協会とマサチューセッツ総合病院への寄付を募りました。


サンドラの妹ジェシンが投稿したブライアンの写真(画像はジェシン・ブロック・プラドのInstagramから)

 ALSは日本では「指定難病2」に認定されており、運動のための神経系が変性し筋肉が徐々に縮み衰えていく病気。原因不明で、発症から2~5年で亡くなることが多いとされています。

 サンドラは2005年にカスタムバイクメーカー「ウエストコーストチョッパーズ」の創業者ジェシー・ジェイムズと結婚し、2010年に離婚。離婚する5カ月前に長男となるルイを養子に迎え、離婚後はサンドラが引き取りました。

 サンドラは2015年1月、ルイの写真撮影でブライアンと出会い、長女となるライラを養子に迎えます。お互いに結婚を選択しないまま、あまり私生活を詳らかにせず、静かに関係を紡いできました。

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 2021年には、米トークショー番組「レッドテーブルトーク」に出演し、ルイとライラ、そしてブライアンの娘の3人について「愛を見つけた」とコメント。パートナーについても、「彼は、子どもたちにお手本にしてほしい人」「私はいつも彼に賛同するわけではないし、彼だっていつも私に賛同するわけじゃない。でも私が彼に賛同しないときでも、彼は子どもたちのお手本になるんです」と2人の関係を明らかにしていました。

 なお、サンドラは2022年にインタビューで、子どもたちや家族とずっと一緒に過ごすとして、期間を明かさないまま休業するとしています。

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