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花王さん、最近発売した洗剤の見た目が話題になってますよ? なんでスティック形状にしちゃったんです? 「アタック ZERO パーフェクトスティック」の担当者に聞いたら、超使える“先進感ある洗剤”だった

「パーフェクトスティック」と名乗るだけの理由がありました。

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 ライターの神田(こうだ)です。服を着て脱いで洗って、また着て脱いで洗って……という毎日。漫然と洗濯機のボタンを押していますが、洗濯が楽しくなるような、そんな驚きをくれる洗剤はないものだろうか……。

 そう思っていた矢先、ねとらぼ編集部からこんな連絡が来ました。スティックの形をした洗剤があるなんてあるわけないだろ、と花王の本社を突撃。

 そこで実物を見せてもらったのですが……。

 本当にスティックでした。

 製品名は「アタック ZERO パーフェクトスティック」。前代未聞のこんな形状で、“パーフェクト”と銘打つとはすごい自信ですなあ。

 なぜ洗剤をスティック状にしようと思ったのか、そして、どのあたりが“パーフェクト”なのか。担当の服部さんにお話を伺いました。

なんでスティックなんです?

―― まず、この製品について簡単に教えてください。

 弊社から8月5日に発売した「アタック ZERO パーフェクトスティック」(以下、「パーフェクトスティック」と省略)は圧倒的な洗浄力と洗濯時のラクさ、そして環境へのやさしさ(※1)が強みになっています。

※1:当社の非濃縮液体洗剤本体容器と比べ、全サイズをパウチ包装仕様にすることでプラスチック使用量(洗濯1回あたり)を削減

 一番の特徴は業界でも珍しいスティック状にしたことですね。

―― 早速ですが、なぜスティック状にしたのでしょうか?

 理由が2つありまして、1つが「洗濯をラクにするため」です。

 フィルムの中に「次世代型発泡パウダー」(※2)が詰まっていて、そのまま洗濯機にポン! と入れるだけで使えるので、計量する手間がありません。またスティック形状は、袋からつまんで取り出しやすくなります。フィルムで包まれているおかげで、洗剤に直接触れず、手がべたつきにくいことも特長です。

※2:「エアーin構造」と「コーティング」を特徴とするパウダー

 そして、もう1つの理由が「洗浄効果を最大化できる」ことです。

―― スティック状にすると洗浄効果を最大化できる……?

 開発段階では別の形状も検討したのですが、実験を重ねて、スティック状のほうが溶け始めが早いことが分かりました。

 この形状だと、回っている洗濯機の中で水流の影響を受けたり衣類との摩擦が起きたりしやすく、スムーズに水に溶けるんですよね。

―― 回っている洗濯機の中だと抵抗を受けやすい形状なんですね。

 より早く溶けることで洗浄時間が長くなり、その結果、洗浄効果が最大化されるというわけです。

なんで中身は粉末なんです?

―― 中身が粉末なのはなぜでしょうか?

 洗濯用洗剤は大きく液体タイプと粉末タイプに分けられるのですが、実は粉末のほうが皮脂汚れの洗浄力が高いというのがポイントですね。「パーフェクトスティック」でも「液体を超えた凝縮洗浄パワー」(※3)とアピールしている点です。

※3:当社液体洗剤比

「パーフェクトスティック」と当社液体洗剤の汚れ落ち比較実験

実験条件:水温30度のイオン交換水(純水の一種)に、洗浄濃度20g/1Lの成分を溶かす。そこにモデル皮脂汚れ成分を塗布した平織り布を同時に入れる


左右のビーカーにはそれぞれ「パーフェクトスティック」、液体洗剤の溶液

しつこいモデル皮脂汚れ成分がついた布を同時に入れます

約1分で、早くも違いが現れました

「パーフェクトスティック」のビーカー。浮き上がった汚れがもやのように見えます

さらに3分後の様子。差が歴然

なんでこんなに洗浄メカニズムが違うの?

 液体洗剤ではアルカリ剤を使うことが安定性の観点から難しく、「パーフェクトスティック」では粉末洗剤を採用。部分洗いやつけおき洗いなどの「前洗い」なしでも、エリソデ汚れがスッキリ落ちます(※4)。

※4:汚れの程度によっては、落ち方が変わる場合があります

―― でも、粉末洗剤は溶け残りが心配では……?

 はい、そういった点で世間的にネガティブな印象があって、現在は市場シェアの約1割しか粉末洗剤はありません。

 そこで「パーフェクトスティック」では、中身に従来の粉末洗剤ではなく、「エアーin構造」と「コーティング」を特徴とする次世代型発泡パウダーを採用しました。

 肉眼では見えないのですが、粒同士が密着すると凝固して溶けにくくなるので、外側をコーティングして密着をブロック。また、花王独自開発の「エアーin構造」で、水に触れると素早く溶けるような構造にしています。


中身の洗剤一粒一粒にも工夫

 これまでの当社粉末洗剤では2回すすぎをおすすめしているのですが、「パーフェクトスティック」では、すすぎも1回でOK。時短になりますし、使う水の量が減って環境にもやさしいんです。

―― まとめると、粉末洗剤は洗浄能力が高く設計できる一方で、計量が面倒、溶け残りが心配……といったデメリットがある。そこから進化させたものが「パーフェクトスティック」という感じでしょうか。

液体を超えた“先進的な洗剤”(※5)

※5:当社液体洗剤比

―― その他にこだわったポイントは?

 パッケージデザインでは「未体験の洗剤」であることを表現。お客さまにワクワクしてもらえたらいいなと、という思いを込めて検討しました。

 液体洗剤が主流になっている今こそ、“液体を超えた”洗浄力(※6)を持つ「パーフェクトスティック」で、洗剤の価値意識を変えていけたらと思っています。

※6:当社液体洗剤比


ちなみに、子どもや認知症の方への誤食防止のために、セーフティロック式ジッパーも採用しています

―― 8月5日に発売されたばかりですが、反響は?

 新製品発表会などにも力を入れた製品で、発売前からSNSなどで多くの声を聞くことができました。「洗剤が進化した!」「専門的な感じのものが来た!」など期待の声をいただいたのはうれしかったですね。

 「パーフェクトスティック」では次世代型発泡パウダー(※7)を採用しているわけですが、粉末洗剤の洗浄力が高いことをご存じのお客さまも多いので、圧倒的な洗浄力という点で注目いただけたかなと思っています。

※7:「エアーin構造」と「コーティング」を特徴とするパウダー

 また、実際に使ってみて「前洗いしなくてもエリソデの汚れが落ちた!」「計量の必要もなく、使いやすい!」などの好評もいただいています。持ち運びもしやすいので、旅行などで遠出するときに活用されるお客さまもいらっしゃるようです。

―― 担当者冥利に尽きますよね。

 開発期間中は、寝ているあいだも洗濯機を回す夢を見てしまうほど注力した製品なので、お客さまに商品を届けることができて本当に良かったです。

 ドラッグストア店頭で「パーフェクトスティック」を手に取っているお客さまを見掛けたときは、自分の子どもを送り出し、巣立つところを見ているかのようで……込み上げてくるものがありましたね。

―― 最後に、読者に向けてコメントをお願いします。

 圧倒的な洗浄力の高さ、消臭・抗菌性能(※8)、簡便で使いやすく環境にもやさしい。「アタック ZERO パーフェクトスティック」はどこを取っても引けを取らない製品だと自負しています。それは私自身が使って、洗濯がラクになったと強く実感しているからです。

※8:すべての菌の増殖を抑制するわけではありません

 ですので、これから商品を手に取るお客さまには「ただの粉末洗剤ではなく先進的な洗剤である」ということをお伝えしたいですね。時短したい方、ガンコな汚れに悩んでいる方、単身からファミリー層まで幅広い方に満足していただける製品です。ぜひ一度使ってみてください!

まとめ

 最初は「スティック状にしただけでしょ」なんて思ってしまいましたが、担当者さんの熱意と情熱を伺ってみて分かったのは、隅から隅までこだわり抜いた製品であるということ。

 洗濯機にポンッと入れるだけで高い洗浄力、手軽に使えるうえに環境にもやさしい。とことん“パーフェクト”を追求した洗濯洗剤でした。

※パーフェクト:液体を超えた洗浄力(当社液体洗剤比)、ラクが1つで果たせること

 「先進的な洗剤を使ってみたい」「いつもの洗剤だけだと落ちない汚れがある」「ちょうど洗剤が切れた……」というあなた、ドラッグストアにGOだ!

提供:花王株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2023年9月6日

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