グラベルショトカ、林道に寄り道 「まともにコースを走らない」ポルシェ 911ダカールのニュル北コースTAが話題 オフロード特化だからとやりたい放題(1/2 ページ)
やりたい放題だ……。
ドイツにあるサーキット「ニュルブルクリンク」の北コースでタイムアタックに挑んだポルシェ 911が、破天荒すぎる走りっぷりで話題になっています。
話題になっているのは、オフロードに特化した限定モデル「ポルシェ 911 ダカール」で、ニュルブルクリンクの北コースを走ろうという動画。海外のオートメディア「sport auto」が企画しました。
ニュルブルクリンクといえば数多くの自動車メーカーが走行テストやデータ収集を行っているサーキットで、開発者にとっては聖地のような場所であり、自動車に関連する数多くの世界記録が生み出されている由緒正しい場所でもあります。
そんなニュルブルクリンクの北コースでタイムアタックに挑むポルシェ 911 ダカールは、2022年に発表された特別仕様車。フラッグシップモデルである「911」をベースに、ダカール・ラリーに合わせたオフロード仕様で仕立てたクルマ。最高速度は時速240キロに達する高性能スポーツカーでありながら、「ラリーモード」という後輪寄りの全輪駆動に変化する走行モードなどを搭載しています。
オフロード専門のスーパーカーといえるマシンで、ニュル北コースのタイムアタック……! どんな記録が生まれるのか、とても楽しみになる組み合わせです。
いざタイムアタックが始まると、順調にコースを走っていくポルシェ 911 ダカール。拍子抜けするほどスムーズな走りで、舗装されたサーキットのコースを駆け抜けていきます。
「案外、普通だなぁ」なんて思いながら走りを見守っていると、しばらくしてドライバーは急ブレーキをかけてコース外に脱走! 木々が生い茂る林道に飛び出していきました。なにをやっているだ!?
本来のコースに戻ってきたかと思うと、今度はグラベル(コース外の退避エリア)に突っ込んでいって、コースをショートカットする暴挙にでます。レースゲームじゃないんだぞ!
いくらオフロードに特化したクルマだからといっても、やりたい放題がすぎる走りっぷり。動画を紹介したXの投稿も注目を集めており、「これ楽しそう」「バチくそショートカットしてて好き」「そこはコースじゃなーーーーーい!」といった反応が寄せられていました。
ポルシェ 911 ダカールによるニュル北コースタイムアタックの様子は、「sport auto」のYouTubeチャンネルで公開中です。
(春山優花里)
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