中島みゆき史上初、全編アニメ映像で構成された「心音（しんおん）」MVが公開　「絶大なる『推し』」にささげる神曲だこれ（1/2 ページ）

　シンガー・ソングライターの中島みゆきさんが初めてアニメーション映画に提供する楽曲「心音（しんおん）」のミュージックビデオ（ワンコーラスバージョン）がYouTubeで9月8日に公開されました。アニメ映像で全編が構成されたMVも中島さんにとっては初となります。

　「心音（しんおん）」が主題歌の「アリスとテレスのまぼろし工場」（9月15日から全国公開）は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の脚本や初監督作品「さよならの朝に約束の花をかざろう」でも知られる岡田麿里監督の最新作で、スタジオMAPPA初のオリジナル劇場アニメ。　製鉄所の爆発事故で全ての出口が失われ、時も止まってしまった町を舞台にしたボーイミーツガールの物語となっています。

　同作の世界観にほれ込み、「どっぷり、岡田麿里様のしもべ」「岡田麿里様は、中島の絶大なる『推し』です！」と私たちが知らないテンションで“推し“への愛を開陳していた中島さん。先日行われた同作のプレミア試写会に寄せた音声メッセージで「アニメーションの世界と中島みゆきっていう組み合わせは、なんだか異種格闘技みたいな気がするんですけど、そのへんのビックリ感も含めてお客様に楽しんでいただけたら、とってもうれしいです」と語っていました。

　公開された「心音（しんおん）」MVは、岡田監督監修の下、MAPPAが制作したもの。「アリスとテレスのまぼろし工場」の映像で全編を構成。“恋する衝動”に揺れ動くキャラクターたちの姿が楽曲の歌詞とともに紡がれており、登場人物の動きや心情に寄り添う歌詞を印象的に表現している様子が確認できます。

(C) 新見伏製鐵保存会 配給：ワーナー・ブラザース映画 MAPPA