シャトレーゼ、賞味期限書き換えで謝罪　商品約4300個を自主回収（1/2 ページ）

　シャトレーゼは9月7日、「濃厚ショコラテリーヌ」の一部で賞味期限の書き換えが行われていたとして謝罪し、自主回収を発表しました。

　対象となるのは、店舗（780店舗）とオンラインショップで冷凍販売していた「濃厚ショコラテリーヌ」4344個。製造会社である子会社の菜花堂で書き換えが行われていたことが発覚したと説明しています。

　公的機関の検査結果により、対象商品の品質と安全性に問題がないことを確認しており、現在のところ、健康被害などの申し出はないとのこと。対象商品は既に売り場から撤去しているものの、万全を期して自主回収するとしています。

　「2023年9月6日」「2023年9月12日」「2023年9月23日」「2023年10月3日」「2023年10月31日」「2023年11月14日」のいずれかの賞味期限の表示がある濃厚ショコラテリーヌが対象で、手元にある場合はお客様相談室に連絡するよう呼びかけています。

　シャトレーゼでは今回の件を受けて、店舗で販売する全商品の製造拠点で点検を行い、品質と安全性に問題がないことを確認したとも述べています。この件を厳粛に受け止め、製造子会社の管理体制の見直しを図り、グループ会社全体で社員コンプライアンス教育を徹底するとしています。