ニュース

片岡愛之助が本気で挑む“壮大な茶番劇”は「真剣にやればやるほど面白く」 スケールアップした「翔んで埼玉」の世界観を埼玉県民が聞いてみた(2/2 ページ)

埼玉県人の解放から4年。

advertisement
前のページへ |       

関西弁&地域ネタ満載 「翔んで埼玉」の“愛あるディス”

―― 作品の大きな特徴である“愛ある地域ディス”についてはどう感じましたか?

愛之助 「なんで滋賀県がゲジゲジなの?」とか、大阪出身の僕には分からない地域ネタもあったのですが、京都の方は「言う言う!」とゲジゲジの由来を知っていたりして。怖いなーと思いました(笑)。池乃めだか師匠そっくりな僕の衣装についても、監督から「大阪人はすぐ分かるんですよね?」と言われましたが、内心「何人の人が気付くんだろう?」と疑問でした。


滋賀県民なら誰もが知るこの少年の正体は……?

―― 生粋の大阪人として、一番お気に入りの大阪ネタを教えてください。

advertisement

愛之助 「乳首ドリル」ですかね。「やっていただけますか?」と言われてびっくりしましたけど、喜んでやらせていただきました。あれみんな分かってくれるのかな? 大阪の人はだいたい知っているネタだと思います。

※乳首ドリル……吉本新喜劇座長・吉田裕さんの名物ギャグで、正式名称は「ドリルすんのかいせんのかい」。

―― なかなか日常では聞くことのない関西弁のせりふもたくさんありました。

愛之助 僕は普段、関西弁なのですが、お芝居でやることはこれまで少なかったので、「奥歯ガタガタ言わせたろうか」みたいな荒っぽい関西弁は新鮮でした。結構アドリブに見えるシーンがあるかもしれませんが、基本的には台本通りにやっています。

 僕はもともと大阪人なので、せりふに関してはフラットに演じることができました。どれが本当の大阪弁か分からなくなってしまう関東出身の方もいて。ニュアンスを教えてあげることもありました。

―― 埼玉県への印象はいかがでしょう。作品を通してイメージが変わった点はありましたか?

advertisement

愛之助 関西の僕らからしたら、埼玉県や千葉県だからってどうこう思わないのですが、東京に近い埼玉の人は自分のことを「東京出身」と言うって……。

―― 言いますね。

愛之助 本当にあるんだ! そんなウソつかなくても、埼玉や千葉が特別いなかだと思わないですよ。東京に住んでる人でも地方出身者は多いですし、本当に代々の東京人ってあんまりいないじゃないですか。それに、僕の中では首都は大阪と思ってますから(笑)。

長年しいたげられてきた埼玉県人と滋賀県人

―― では、実際に作中の嘉祥寺晃のような権力を持ったとしたら、大阪をどのような街にしたいですか?

愛之助 そうですね……みんなから愛される街にはしたいです。もし知事になったら、「大阪の日」を作りたいな。撮影中に知ったんですが、「埼玉県民の日」はあるんですよね? 吉村知事に言ってみようかな、埼玉に負けてますよって。

advertisement

※埼玉県民の日……1871年11月14日の埼玉県誕生を記念する祝日。県内の学校が休みになるため、多くの埼玉県民が武蔵野線を利用して東京ディズニーリゾートへ出かけます(記者所感)。

―― 最後に、これから作品を鑑賞する方へ向けて今作の魅力を語ってください。

愛之助 1作目の続編ではありますが、今作から見ても楽しめる内容になっています。「大人のおとぎ話」と言ったら良いのかな。普段の生活の疲れを吹き飛ばしてくれる、元気になれる作品です。ぜひ、この世界観にどっぷりとひたっていただきたいです。

(C)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

・メイク:青木満寿子(アオキ マスコ)
・ヘア:川田舞(カワタ マイ)
・スタイリスト:九(Yolken)

「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」

■公開日:2023年11月23日(木・祝) 全国公開

■キャスト:GACKT 二階堂ふみ 杏 片岡愛之助 ほか

■原作:『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』 魔夜峰央(宝島社)

■監督:武内英樹(「のだめカンタービレ」シリーズ、「テルマエ・ロマエ」シリーズ、「ルパンの娘」シリーズほか)

■脚本:徳永友一(「探偵の探偵」「僕たちがやりました」「かぐや様は告らせたい」シリーズ、「ライアー×ライアー」ほか)

■映画コピーライト:(C)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

■配給:東映

■公式X(Twitter)アカウント:@m_tondesaitama

■公式TikTokアカウント:@m_tondesaitama

プレゼントキャンペーンのお知らせ


片岡愛之助さんのサイン入りチェキをプレゼント

ねとらぼエンタの公式X(Twitter)をフォローし、本記事を告知するポストをリポストしてくださった方の中から抽選で1名に片岡愛之助さんのサイン入り写真をプレゼントするキャンペーンを実施します。リプライでの感想もお待ちしています!

X(Twitter)キャンペーン応募方法

(1)ねとらぼエンタ公式X(Twitter)アカウント(@itm_nlabenta)をフォロー

(2)本記事の告知ポストをリポストで応募完了

リプライでの感想もお待ちしています!

注意事項

  • 締切期限は11月30日正午
  • 当選者には編集部よりDMにてご連絡いたします。DMが解放されていない場合には当選無効となりますのでご注意ください
  • いただいた個人情報はプレゼントの発送のみに使用し、送付後は速やかに処分します
  • ご応募完了時点で、アイティメディアのプライバシーポリシーへご同意いただいたものと致します。応募前に必ずご確認ください
前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  6. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に