空前の埼玉ブームを巻き起こした映画「翔んで埼玉」の続編が、「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」の正式タイトルで11月23日に公開決定しました。これが日本埼玉化計画……!
劇中で麻実麗を演じるGACKTさんは続編について「『翔んで埼玉』なのに、なぜ関西に行くのか」と誰しもが思う疑問をジャブのようにはさみつつも、「壮絶な東西対決の行方はみなさんの予想を裏切り、期待には大いに応えられる作品になっていると思います」とアピール。壇ノ浦百美役の二階堂ふみさんも、前作のプロモーションで続編について聞かれたときを思い出し、「『止めるで琵琶湖』なんて安易に言ってしまったことを後悔しています」とコメントしています。
この発表に併せ、特報映像もYouTubeで公開。無駄にド派手で壮大な航海シーンからスタートする映像の中で、麗が「今ここで戦わなければ日本全土が大阪になってしまう」と天下分け目の東西対決の兆しを語った後、滋賀県民のパワーワード「琵琶湖の水止めたろか」を地で行くような「琵琶湖の水を止める」といったせりふや、大量のたこ焼きを食べながら「なんでっしゃろ?」と流ちょうな関西弁を話す百美の姿などが確認できます。
併せて解禁となったティーザービジュアルも、漫才師のような出で立ちの麗と百美が「関西の皆様 飛び火してすんまへん。」とおなじみの謝罪ポーズを関西弁で披露。「実在の人名団体、とくに地名とは全く関係ありまへん。埼玉の皆様――続編でもディスってごめんなさい」と多めに入ったエクスキューズと麗にツッコミを入れる百美の姿がジワジワくるビジュアルとなっています。
『パタリロ!』で知られる魔夜峰央さんが1980年代に連載していた同作は、2015年に宝島社から新装版が復刊。「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言っているだけで口が埼玉になるわ!」など、埼玉への徹底的な(愛ある)ディスりがネットで大きな話題となりました。
2019年には「のだめカンタービレ 最終楽章」「テルマエ・ロマエ」シリーズなどを手掛けた武内英樹監督がGACKTさんと二階堂ふみさんをW主演に迎え実写映画化。ひたすらに濃いキャラクターたちの振り切れた演技は埼玉県民の心に深く郷土愛を刻み、興行収入は37億6000万円のヒットを記録。「第43回日本アカデミー賞」では、最優秀賞を受賞した監督賞・脚本賞・編集賞をはじめ、その年最多となる12部門を席巻。2021年に続編制作決定がアナウンスされていました。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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