『ちいかわ』最新話に「平和回のあとが一番怖い」　ちいかわと島民の穏やかな別れ、平和すぎる光景に逆に怯える声（1/2 ページ）

　ナガノ先生が手掛ける『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』の最新話が11月23日に公開されました。3月から始まった長編、通称「島編」のお話を連日更新しており、注目が集まっています。

※以下、原作漫画『ちいかわ』最新話のネタバレに触れています

平和なエピローグ……？

　アニメも大人気の『ちいかわ』。原作漫画はTwitterで連載中で、ちょっぴり泣き虫だけど優しいちいかわや、その友達の明るくてポジティブなハチワレ、大声で叫ぶうさぎとのなにげない日常を繰り広げる作品です。

　基本は短編ですが、時おり挟まる長編エピソードでは、ホラー展開や重々しいダークファンタジーが展開されることもあります。

　現在進行している「島編」では、ちいかわたちが島に訪れ、強敵セイレーンと戦い、全滅の危機に瀕するも島二郎の助けもあって激辛カレーで撃退。勝利を祝う宴も終わり、ちいかわたちが島から出ていく準備をしている……というのが前回までのお話です。

　23日に更新された最新話では、引き続き、島から出ていくちいかわたちが島民たちに名残惜しげにお見送りをされています。うさぎやラッコ先生もすっかり島民と打ち解けた様子で、それぞれお別れの挨拶をしているようです。

　そんな中、荷造りをするちいかわは島で“草むしり検定”の勉強をするつもりだったけど、一度も手を付けられなかったことを思い出します。ハチワレに「帰ったらまた… がんばればいいよねッ」と声を書けられるなど、「島編」がこのまま穏やかに終わっていきそうな雰囲気も漂っていますが……？

　X（旧Twitter）では「ちいかわたちと島民の交流がよかった」とほのぼのした空気に和む声がある一方、「あの2人組がやはりこの場にいない」「平和回のあとが一番怖い」など、このあと控えているかもしれない残酷な結末の気配に怯える声も寄せられています。

（物書きモトタキ）

前回までの『ちいかわ』