虐待＆飼育放棄されていた柴犬を緊急保護　不安な表情でガタガタふるえる姿に涙が出る「今度こそ幸せになって」（1/2 ページ）

　飼育放棄と虐待を受けていたワンコを保護、保護直後に不安げに震えていたときの姿がTikTokに投稿されました。なぜ飼育放棄する人がいるのだろう……と切なくなるこちらの動画は、記事執筆時点で6万2000回以上再生され、保護への感謝の声が多数寄せられています。

もともと引き取る予定のワンコの様子を見に行ったところ……？

　投稿主さんは静岡県富士市にて、愛犬のパピヨンの「パピー」ちゃんとともにプライベートネイルサロンを営んでいます。そんな投稿主さんはもともと、12月にこちらの柴犬を引き取る予定で話を進めていたそうです。

　そして事前に、先住犬との顔合わせをするために様子を見に行ったところ……その柴犬は糞尿まみれの体で、茶色く濁った水と虫のたかったごはんを与えられ、布団も何もない小屋で生活していたそうです。想像を絶するその姿を見かねた投稿主さんはそのままワンちゃんを保護することに決め、糞尿まみれの体を抱きかかえて自宅に連れて帰りました。

　これまで劣悪な環境で育ってきたと思われる柴犬ですが、幸いにも人間のことを嫌いにはなっていなかった様子。投稿主さんがかまれる覚悟でシャンプーをしてもかむどころか吠えることもせず、今では頭をなでさせてくれたり、しっぽをふってくれたりするようになったそうです。

先住犬との相性は良くなかったけど、幸運が！

　投稿主さんはこちらの柴犬を家族として迎えるつもりでしたが、残念なことにパピーちゃんとの相性があまり良くなかったとのこと。しかし幸いにも保護犬、しかも柴犬の飼育経験がある義両親が引き取ってくれることに！　義両親に引き渡すまでの間は目一杯かわいがってお世話をするつもりだそうです。

　動物と一緒に暮らすことは楽しいけれど、同じくらいの苦労が生じるもの。迎える前にはその動物がどのくらい生きるのか、その間お世話をし続けられるのかをよく考えてからお迎えしたいものです。

　もし何か事情があって飼い続けることが難しくなってしまっても、捨てたり飼育放棄したりせず、SNSや保護活動をしている人の力を借りて、ちゃんと新しい飼い主を見つけることが当たり前な世の中になってほしいですね。

　こちらの動画には、「保護してくださり、ありがとうございます！」「飼うと決めたら最後まで愛情持って育ててほしい。大切な大切な命。大切な家族だよ」「助け出して下さって、ありがとうございます。これからは幸せになって欲しい……」といった、感謝の声が寄せられています。

　投稿主さんと愛犬パピーちゃんの様子は、TikTok（@momo_puppyyy）で公開しています。また、投稿主さんのネイリストのInstagramアカウント（@nail_m.peach）には、すてきなネイルの写真が投稿されています。

画像提供：モモ（@momo_puppyyy）さん

（三日月 影狼）

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