写真家が「もう二度と撮れません」と語るエゾモモンガの水平飛行 貴重な1枚に「感動しました」「最高です!」と絶賛の声(1/2 ページ)
じっくりと見たくなる1枚。
X(旧Twitter)に撮影した写真家さんでさえ「二度と撮れない」と思う、美しく水平飛行をするエゾモモンガの正面姿が投稿されました。思わず「すごい……!」と言いたくなるこちらの写真は記事執筆時点で111万件以上表示され、3万件をこえる“いいね”を獲得しています。
北海道に生息するリスの一種「エゾモモンガ」
エゾモモンガは北海道に生息するリスの一種。前足と後ろ足を開くとマントのような「皮膜」があり、木と木の間を滑空して移動する習性を持っています。今回投稿された写真にはエゾモモンガが水平に飛び、真っすぐこちらに向かってくる姿が映し出されています。
貴重なエゾモモンガの水平飛行を激写
真正面を向いたエゾモモンガの体はばっちり左右対称で、真っすぐに前足を伸ばしていることも、その目がまんまるでつぶらなことも、口元にはたくさんのヒゲが生えていることも、体にはふわふわの毛が生えていることも、しっかりと確認できます。
滑空するエゾモモンガを撮影するためには、まずエゾモモンガを見つけ、彼らが飛び立つまで辛抱強く待たなければなりません。さらにどこに向かって滑空するのか予想し、飛び立った瞬間にピントを合わせながらシャッターを切って……注意点が多すぎて、考えれば考えるほどこの1枚がいかに貴重なものかが分かります。
写真家が「二度と撮れない」と思うほどの奇跡の1枚
投稿主であるらっちょさんは北海道在住の自然写真家で、大好きなエゾモモンガをはじめとした北海道に生息する動物たちの写真を撮影しています。今回投稿した1枚は1つのシーンで数百枚、数千枚とシャッターを切るらっちょさんでも「二度と撮れない」と思える1枚なのだそうです。
なおこちらの写真が撮影された後、エゾモモンガは上手に体をひねってらっちょさんを避けて飛んで行ったそうですよ。
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二度と撮れないだろう水平飛行するエゾモモンガの写真には「こんな瞬間に出会えるのが奇跡!」「ホント正面から動物を撮るのは大変だと思う、大自然の中を感じるすごい写真です」「滑空いい(一応シャレです)」「ずいぶん小さな可愛いB-2」といった、たくさんの驚きと称賛の声が寄せられています。
らっちょさんはX(Twitter/@akirasato1019)とInstagram(@lacciophoto)、Threads (@lacciophoto)に撮影した野生動物たちの写真を投稿しています。BASEでは北海道の動物たちの写真をたくさんつめ込んだ、2024年度カレンダーの予約を受け付けています。
魅力あふれる北海道の動物たち
画像提供:佐藤 章(らっちょ) / Akira Sato / かわいい野生動物を撮影する人(@akirasato1019)さん
(三日月 影狼)
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