ローソンとファミリーマート、牛乳の消費拡大の取り組み 割引や牛乳使用のデザート販売(1/2 ページ)
冬休みで学校給食がなくなり、牛乳の消費が減少することを受けての施策。
ローソンとファミリーマートが、割引など牛乳の消費拡大に向けた取り組みを実施します。冬休みで学校給食がなくなり、牛乳の消費が減少することを受けての施策です。
ローソン
ローソンでは「冬やすミルクフェア」として、12月26日から国産牛乳を原材料に使用したデザートや菓子パン4品を販売します。みるくプリンロールケーキ(246円)、いちごミルクプリン(268円)、もち食感ロール(みるく&いちご)(397円)、牛乳パンホイップクリーム(149円 ※沖縄県は税込160円)の4品です。4品合計で期間中に約85トンの牛乳の使用を予定。
また12月26日~2024年1月8日にマチカフェのドリンクを購入すると、国産牛乳を使用した「カフェラテ各種(ホット・アイス)」「ミルク各種(ホット・アイス)」の39円引レシートクーポンを発行します。こども食堂に通うや外国人観光客向けに牛乳の半額クーポンを配布する取り組みも実施しています。
ローソンは1939年にアメリカオハイオ州のJ.Jローソン氏が営んだ「ローソンの牛乳屋さん」が発祥。このため牛乳の消費を拡大して酪農家の支援につなげたいとして、2021年~2022年、2022年~2023年の年末年始に「ホットミルク」の半額販売を実施しており、「ホットミルク」の販売量は4日間合計で約235トンになったとしています。
ファミリーマート
ファミリーマートでは12月26日から、牛乳の30円引きセールと外国人観光客を対象とした牛乳購入時に使用できる割引クーポン企画を実施します。2024年1月8日まで「明治のおいしい牛乳 900ml」(319円)を30円引きで販売し、2024年2月26日まで「ファミマの牛乳 500ml」(177円)が80円引きになるクーポンを配布します(一部地域は対象外)。
割引クーポンを記載したチラシを、全国のホテルなどの宿泊施設を中心に約30万枚配布。印字された二次元コードをスマートフォンなどで読み取ると、割引クーポンが表示されます。
農水省とJミルクは2021年に牛乳乳製品の消費拡大に取り組む「牛乳でスマイルプロジェクト」を立ち上げており、ローソンもファミリーマートも同プロジェクトに参加しています。
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