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マライア・キャリーのド定番クリスマスソングに、子どもたちはもう“うんざり” 生で熱唱もコミカル動画に「笑顔になった」「最も美しい歌声」(1/2 ページ)

私はずっと聞いていたいんですけど……。

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 米シンガー・ソングライターのマライア・キャリーが12月25日にInstagramを更新。ホリデーシーズンの定番となった名曲「恋人たちのクリスマス」を子どもたちの前で歌い始めるも、世間の反応とは真逆のようです。なんとぜいたくな。


歌い始めようとすると猛抗議(画像はマライア・キャリーのInstagramから)

マライアの子どもだけが持つ独特の悩み

 Instagramへ投稿した動画の中で、クリスマスツリーの飾られた温かな部屋に子どもたちと一緒にいるマライア。彼女は同曲のシングルと収録アルバム「メリークリスマス」のジャケット写真で着用していたアイコニックなサンタ風ジャンプスーツを着用し、床に座り込んでいます。

 ファンにとっては心躍るシチュエーションですが、その後ろにたたずんでいる双子の長女と長男、モンローとモロッカンは動画開始からすでに絶望的な表情。「お願いだよ……」「毎回じゃん……」と哀れっぽい声で懇願し、彼女が「恋人たちのクリスマス」を歌うたびにその場で聞いていないといけないのか、と訴えます。あまりにぜいたく……! この世でこの家に生まれた子どもだけが持つ独特の悩みです。

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 一方、子どもたちのブーイングを一身に受けながら、心底心外といった風に呆然と前方を見つめるマライア。「クリスマスのときだけで……」「いつもってわけじゃ……」と説き伏せようとしますがブーイングは止まず、もう強行突破しかないとばかりに強引に歌唱を開始。一瞬で世界観に引き込まれる「あああ~」の美声が響き渡るも、子どもたちは“もううんざり”という風にフレームアウトしてしてしまいました。一番聞いてほしい相手には結局逃げられてしまったものの、マライアはこの投稿に「やるしかなかった! 皆さんメリークリスマス!」と楽しいコメントを添えています。


そして誰もいなくなってしまった……(画像はマライア・キャリーのInstagramから)

子どもたちにとっては「お母さんがエンドレスで歌う曲」でも、世間は……

 この動画を見ていた“マライアの子どもに生まれなかった”ファンたちからは、「すばらしいよ! いまだに世界で最も美しい歌声の1つだね」「私はマライアの子どもになりたいよ!」「これが聞こえなかったらクリスマスじゃないもんね」と彼女の生歌にうっとりしてしまったというコメントが多数寄せられています。

 また、「彼らは自分たちがどれだけラッキーなのか知らないんだよ!」「子どもたちはもうそばに立ってることもできないみたいだけど、心配しないでマライア。私はずっと大好きだよ!」など、子どもたちはマライアとこの曲の偉大さを知らないのだというコメントや、「クリスマスを1人で過ごすことになって泣いてたんだけど、あなたが画面に表れて、私を笑顔にしてくれたんだよ」とクリスマス時期になると明るく楽しい投稿をたくさんしてくれるマライアの動画に救われたという声も見られました。

 モンローとモロッカンは、マライアが2人目の夫であった米俳優でコメディアン、ラッパーのニック・キャノンとの間に授かった、2011年生まれの12歳。「恋人たちのクリスマス」は彼らが生まれるずっと前の1994年にリリースされ、その年だけのヒットではなく発売から25年後の2019年12月、翌年の2020年にも「Billboard Hot 100」で1位に返り咲き。2023年には全米録音資料登録簿へ永久保存録音物として登録されることも発表された偉大過ぎる曲です。しかし多感な年頃に突入した子どもたちにとっては「12月にお母さんがエンドレスで歌う曲」にすぎないのかもしれません。

12月の定番ソング! 「恋人たちのクリスマス」
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