日本映画大学が公開した「1回目と2回目で印象がガラリと変わる」ドラマが話題 女性が縛られている“まさかの理由”とは……(1/3 ページ)
50秒の動画にいろいろな要素が詰め込まれてます。
女性がプールで拘束されているところから始まるショートドラマが、ラストに思わぬ展開を迎えるとして話題です。ドラマの内容を分かった上でもう1回見ると、まったく違う印象になる……!
不穏な事件かと思いきや……
ドラマは黒髪の女性が口をガムテープで止められ、プールの腰洗い槽に縄で拘束されているシーンから始まります。一体何が……?
次に映し出されたのは、腰洗い槽のへりに座って女性を見下ろす白いドレスを着た金髪の女性。すると、女性の声で「私にこんな瞬間が来るなんて思いもよらなかった」というモノローグが挟まれます。復讐劇が始まるような導入に、漂う不穏な気配。
金髪の女性は「苦行のようにゲームばかりしてたなぁ。楽しかったけど、辛かった毎日」と、過去を回想し始めます。そんなゲームばかりで退屈だった日々を変えたのは、ゲーム仲間に教えてもらって見た1本の映画でした。
それから、映画にハマった金髪の女性。今では「毎日のように映画を見てる」といい、縛られている女性を見下ろしながら「あの時のあなたも別に間違ってなかったよ」「今日は主役だよ」と意味深なことをつぶやきます。
すると、次の瞬間「カット!」という声が響きわたり、女性が縛られていたのは“映画の撮影”をしていたためだったと判明。撮影が終わって黒髪の女性の拘束が解かれると、ガムテープで隠れていた口元があらわになり、金髪の女性と同じところにホクロがあることに気付かされます。まさか過去の自分から見た現在の自分だったとは……!
このショートドラマが投稿されたのは、日本映画大学(@NihonEigaDaigaku)の公式YouTubeチャンネル。動画は650万回以上再生されており、投稿されたのは5月でしたが11月あたりからコメントが多く投稿されるなど、再び注目を集めています。
50秒という短さにもかかわらず1周目と2週目で印象が一変するドラマに、コメント欄では「演出ってすごい」「この短時間でいろんな受け取り方ができて楽しかった」「終わった瞬間『すごっ!』って叫んじゃいました」などの声が寄せられました。とても良くできた作品だった!
なお、動画制作はショートドラマチャンネル「いぶよへスカッシュ(@ibuyohesquash)」を運営し人気を博している劇団スカッシュ(@SQUASHfilms)が担当。メンバーの大塚祐也さんは日本映画大学の卒業生で、今回の動画では監督役として出演しています。
動画は日本映画大学のYouTubeチャンネルから引用
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