「スロースターターでごめんなさい」 川崎フロンターレのSNS投稿にサポーター賛否…… クラブは謝罪(1/3 ページ)
成績を自虐する内容でした。
サッカーJ1・川崎フロンターレの公式X(Twitter)は、電車の中吊り広告に載せるメッセージを募集した際の投稿に「不適切な表現」が含まれていたとして、12月27日に謝罪しました。
「スロースターターでごめんなさい」
物議をかもしたのは、クラブ公式Xが12月27日に投稿した内容。2024年シーズン開幕を前に、ホームタウンの川崎市内を走るJR南武線に載せるメッセージを募集するため、1枚の文書を掲載しました。
文書は「スロースターターでごめんなさい」という文言で始まり、「2023シーズン、10月以降は公式戦“12戦無敗”と絶好調だったのに、結局、『天皇杯優勝』の一冠にとどまってしまいました。エンジンがかかるのが遅くて本当にごめんなさい」と、今シーズンの成績を謝罪。来シーズンはシーズン前から「エンジン全開で攻めまくる」と意気込みを記したものでした。
川崎フロンターレは2017年シーズンにJ1で初優勝して以降、2021年シーズンまでの5シーズン中4シーズンでJ1優勝を果たすなど、国内屈指の強豪として定着。2023年シーズンは天皇杯こそ制覇したものの、J1では8位に終わっていました。
今回投稿された内容に川崎サポーターからは「好きだよそういうとこ」「自虐ネタこそがフロンターレらしさかもしれない」と評価する声が聞かれた一方で、「これは無いわ」「こんな驕り高ぶる謳い文句はフロンターレで見たくなかった」「何様目線なんだ」「ちょっと受け入れがたい」と批判的な意見も寄せられていました。
クラブは27日夜、「本日、JR南武線中づり広告へのメッセージ募集に際し、クラブ公式Xに投稿した画像について、チーム・選手、対戦相手や大会関係者へのリスペクトに欠けている等のご指摘をいただきました。不適切な表現、大変申し訳ございませんでした。お詫びの上、当該投稿を削除させていただきます」と謝罪し、該当投稿を削除したことを報告しました。
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