大量のゴミ、シロアリ、傾き――やべぇ家を買って夫婦でリノベしたら…… 驚愕のビフォアフに「DIYレベルじゃない」「素晴らしすぎて感動」(1/2 ページ)
仕上がりが楽しみです。
築年数不明のボロボロの平屋を夫婦でフルリノベーションする様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で356万再生を突破、2万6000件を超える“高評価”が寄せられています。
約40平米の平屋を購入。荒れ放題でしたが……
リノベーションするのは約40平米の小さな平屋です。家の中には大量のゴミが残され、雨漏りやシロアリの被害も。長年放置された庭は荒れ放題でした。
投稿主さんが初めて見に来たときは雑草が腰の高さまであり「こんな家、誰が買うんだ」と思ったそうですが、後日大幅な値引きがあって購入を決意。休日を使って夫婦2人でDIYしていくことになりました。
最初に行うのは庭の手入れ。ここを更地にして資材置き場やゴミの保管用スペースにする予定です。
長年手つかずだった庭には植木鉢や大きな石、切り株などがゴロゴロ。こちらの土地は旗竿地(広い道路に面しておらず、細い通路の奥にある土地)なので、廃棄物を車まで運ぶのも一苦労です。
庭が一段落したら、室内の整理。ゴミを分別して運び出していきます。残されたものの中には、お札や古いミシンなどのお宝もありました。
家の中の全容が見えてきたので寸法を測って図面を作っていきます。建物の傾きを調べると、1つの角が7~8センチ落ちていることが分かりました。原因は地盤沈下によって基礎が下がってしまった事。柱と土台がシロアリにやられている箇所もありました。
更に解体を進め、傾きも修正していきます
家の状態を調べるために、更に解体を進めて行きます。天井を解体したら乾いた土が。あまりにも大量に落ちてきて何が何だか分かりません。苦労して解体していくと、古民家にありそうなすてきな梁と空間が現れました。
次に着手するのは家の傾きの修正。ジャッキで持ち上げ、シロアリで傷んだ部分を新しい木材に替えていきます。並行して不要な部分の解体を行い、構造用合板を貼っていきます。
家の傾きが修正できたので屋根の補修がスタート。2人で力を合わせて瓦を降ろしていきます。天井を解体したときに出てきた土は、瓦を接着していた粘土だそうです。
軒の部分がボロボロだったのでベニヤで補強。遮熱シートや構造用合板を重ねていきます。屋根の工事は片面ずつやっていくので、ブルーシートをかけていったん終了。反対側の屋根で同じ作業を繰り返します。
両側の下地ができたら、屋根材となるガルバリウム鋼板を並べて貼ります。屋根材を貼るには細かい調整が必要。2人とも手にマメができてしまいました。棟を作り、ガルバリウム鋼板の継ぎ目にキャップを付けたら作業が終了。立派な屋根が完成しました。
「すごすぎる」「DIYレベルじゃない」と反響
この光景を紹介してくれたのは、YouTubeチャンネル「setakara DIY channel」さん。コメント欄には「すごすぎる」「DIYレベルじゃない」「技術も行動力もすごいですし、お二人でされている所がとてもすてきです」「天井解体のときご近所迷惑にならないように窓開けないの神すぎる」「はじめてやったとは思えない屋根の完成度の高さ、素晴らしすぎて感動しました!」といった声が寄せられています。
投稿主のセタカラさんは、YouTubeの他、Instagram(@setakara)でも情報を発信しており、かっこいいデザインのツナギなどを販売するオリジナルグッズショップも運営しています。
今回の動画は作業開始から28日目までの記録ですが、YouTubeチャンネルの別の投稿では、その後の進行具合も見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「setakara DIY channel」
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