Netflix「三体」の本予告が公開　中国SF小説を「ゲースロ」コンビが実写化したら“SF新時代”到来してしまう（1/2 ページ）

　中国のSF作家・劉慈欣の小説を実写化したNetflixシリーズ「三体」の日本版本予告がYouTubeで公開されました。

　『三体』は、迫り来る異星文明の侵略に直面する人類を、世代を飛び越えて描いた壮大なSF叙事詩。原作では1960年代から始まり、父を亡くし、人類に絶望した中国のエリート科学者が宇宙に向け秘密裏に発信した電波が、惑星“三体”の異星人に届き、地球を揺るがす大災厄を招くストーリーで、科学的な要素と哲学的なテーマが融合し、物理学や宇宙論に関する深い洞察と、エンターテインメントの高揚感を失わない描写で幅広い人気と支持を獲得しています。

　解禁された日本版本予告では、現代を舞台に、相次ぐ科学者の不審死や奇怪な自然現象、そして忍び寄る異星文明の脅威が壮大に描き出され、過去の中国で若き科学者が下した重大な決断が現代の物語にも結び付いていく様子が確認できます。

　『地球往事』三部作の第1作目にあたる同作は、「ゲーム・オブ・スローンズ」を手掛けたデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが製作総指揮を務め、キャストには、「アベンジャーズ」「ドクター・ストレンジ」シリーズのウォン役でも知られるベネディクト・ウォンを始め、リーアム・カニンガム（「ゲーム・オブ・スローンズ」）、エイザ・ゴンザレス（「ワイルド・スピード／スーパーコンボ」）、ジョナサン・プライス（「2人のローマ教皇」）らが名を連ねています。