パリ在住の中村江里子、13歳次女の日本語教育で課題実感 “育児歴19年”で初めての体験に「とっても嬉しいのです」(1/2 ページ)
そういう問題もあるのか……。
パリ在住のフリーアナウンサー・中村江里子さんが1月25日にブログを更新。13歳の次女が現在日本語を学んでいると明かし、海外での日本語教育を巡る考えをつづりました。
生まれた時からパリで暮らす子どもたち
2000年に実業家のシャルルさんと結婚し、一男二女の母として長年パリで暮らしてきた中村さん。今回のブログ投稿では、中学3年生(日本では中学1年生)の次女の日本語の宿題をサポートする自身の写真を公開し、海外在住家庭での日本語教育についての課題を語っています。
次女は3年生になってから選択授業で日本語を学んでおり、家族や友人とはなんとか日本語で会話が成立するものの、読み書きはまだまだ難しいとのこと。
「海外に住んで日本語教育をどうするかは、本当に大きな課題ですが……」「私は日本の家族やお友達とコミュニケーションが取れれば、今はそれで良い!! というスタンスでした」と中村さん自身はおおらかにとらえているそうですが、周囲には必死に日本語教育をする家庭も多いといいます。
パリへ移住した当時に「家庭での勉強だけではなかなか日本語が上達せず、厳しく教育をした結果子どもが日本語を嫌いになってしまった」という話を聞いて、かなりの衝撃を受けたという中村さん。「私は私のやり方で……子供たちに日本語を教えようと思い、今に至っています」とつづりました。
さらに、シャルルさんが話すというロシア語の授業も選択している次女に、「ロシア語や日本語のように、アルファベットさえ全く違う言語を学びたい! って思うこと自体、すごいなあと思っています(親バカ丸出し~~~~)」と感嘆。
これまでフランスの歴史や地理の勉強を教えてあげられなかったことから、「私は本当に初めて、自信を持って宿題を見たり、教えてあげられることができるようになりとっても嬉しいのです」と感慨深げに伝えています。
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