アフリカから移住した国際結婚ファミリー、日本の伝統的なお正月に驚きの連続 「ひたむきに日本になじもうとする姿に感動」と応援の声(1/2 ページ)
伝統的なお正月を体験しました。
アフリカから日本に移住してきたファミリーが初めてのお正月を迎える様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で44万再生を突破、1万6000件を超える“高評価”が寄せられています。
アフリカから移住、初めての日本のお正月
アフリカのマラウイから日本に移住したのは、日本人男性・コガさんとマラウイ人女性・ジェニーさんの国際カップル。小学生のリオン君、1歳のジョウジ君の2人の子どもがいます。
動画のオープニングでは一家そろって新年のごあいさつ。マラウイでは年越しの瞬間に大きな花火が打ちあがるけれど、自宅で迎えた日本の年越しはとても静かだったと話します。
餅つきなど、“日本”のお正月を堪能
続いてリオン君が、年末に体験したという日本の伝統行事を教えてくれます。リオン君が興味を持ったのは「餅つき」。「最初は餅がお米からできると聞いても信じられなかったけれど、実際にお米が餅に変わっていくのを見て、とても驚いた」と話します。今どき、きねと臼で餅つきをする家庭は多くはなさそうです。リオン君、貴重な体験ができて良かったね。
この日は祖父母の家(コガさんの実家)に行って新年のごあいさつをします。着物姿で出迎えてくれたおじいちゃんを見て、リオン君は「サムライみたい」とつぶやきます。テーブルの上にはごちそうがいっぱい。ジェニーさんはおとそにも挑戦してみました。
おじいちゃんがリオン君を呼んで、お年玉を手渡します。おばあちゃんは子どもたちに加え、ジェニーさんにもお年玉をくれました。ジョウジ君は、まだお年玉に興味がないみたい。おばあちゃんが声を掛けますが、立ち止まることなく歩き回っています。
お正月の料理にも舌鼓をうちます
ジェニーさんとリオン君はお刺身が苦手なので、おばあちゃんが鯛を焼いてくれました。がめ煮(筑前煮)や黒豆はおいしかったようで、上手に箸を使って食べています。ジェニーさんが特に気に入ったのは、地鶏の炭火焼きとのこと。マラウイの味を思い出したようです。
しばらくゲームで遊んだ後に、お雑煮を出してもらった2人。餅の粘りに苦労しながらも、お正月の味を楽しみました。
お年玉に大喜び
自宅に戻ったファミリーはこの日の出来事を振り返ります。リオン君がおばあちゃんにもらったのは図書カードで、「本が買える」と聞いて目が輝きます。コガさんが欲しい本を聞くと「ドラえもんの本」という返事。お年玉の使い途は任天堂スイッチのソフトになりそうです。
この光景を紹介してくれたのは、YouTubeチャンネル「JennyK(ジェニーK)」さん。コメント欄には「すごい伝統的なお正月をされるおうちですね」「リオン君の日本語の上達には驚きます」「ご実家のお父様お母様のお人柄が、すごく伝わってきました」といった声が寄せられています。
コガさんとジェニーさんは2022年に結婚し、2023年に日本に移住してきました。ファミリーの様子はInstagram(@jennyk2706)でも発信中。別の日のYouTube投稿では、運動会に参加したり、アフリカ料理のキッチンカーをオープンしたり、日本での生活を満喫する姿を見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「JennyK(ジェニーK)」
オススメ記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.