築36年住宅のありふれた玄関を、2万円以下でDIYしたら…… 雰囲気激変の作業まとめに反響「このお値段でこのクオリティー、すごい!」(1/2 ページ)
こんな家に住みたい。
築古の賃貸住宅の玄関を、見違えるほどおしゃれにDIYした動画がInstagramに投稿され「素晴らしい」「すごすぎる!」と反響を呼んでいます。記事執筆時点で動画は284万再生を超え、7500件以上の“いいね”を獲得しました。
投稿者は、築36年の賃貸住宅に住みながらさまざまなDIY情報を発信している、とも(@tomo__m__life)さん。紹介しているアイデアは全て退去時に原状回復ができるように気を付けて手を加えているといい、リメイクシートを貼るときには直接ではなくマスキングテープの上からにしたり、定期的に剥がし、跡がつかずにはがれるかなどを確認しています。
また、DIY方法は細心の注意を払ってシェアしているとし、DIYを行う際は必ず賃貸住宅の規約や管理会社へ確認すること、少しでも心配な場合にはやらない方がよいこと、万が一現状回復が出来なかった場合は修繕費を支払う覚悟で楽しんでいることも明言しています(賃貸住宅での入居者自身による改修は、貸主の承諾を得ないと禁止されている場合があります。また、退去時に原状回復ができなかった場合、借主が現状回復費用を負担する必要があります)。
気になっていた玄関DIYのやりなおしを決意
今回話題を呼んでいるのは、ありふれた賃貸住宅の玄関をおしゃれに変身させたDIYの様子と、かかった総額を公開した動画です。
以前に茶色の無地だった玄関ドアに白のリメイクシートを貼り、床にフロアタイルを敷いてイメージチェンジした経験があるともさん。4カ月がたち、細かい部分が気になるようになってきたため、再度DIYに着手したといいます。
DIYは玄関ドアからスタート
まずは玄関ドアからDIYスタート。ほぼ使うことのなかったポストを外し、下地となるマグネットシートの上から木目調のリメイクシートを貼ります。そして、ドア横の棚にもドアと同じリメイクシートを丁寧に貼りました。これだけで雰囲気が全然違う……!
話題を呼んだ「ニッチ」の作り方
特に注目を集めたのが、靴箱上のスペースに作成したニッチ(飾り棚)の制作風景。加工がしやすいスチレンボードを棚の大きさに切り、アーチ型に切り抜いたものを複数枚重ねて補強します。そこへリメイクシートを貼り、玄関棚に取り付け、最後にセンサーライトを好みの場所に付けたら……まるでカフェのようにおしゃれなニッチが出来上がりました。
床はモルタル調に
続いて、ドアやニッチの木目にマッチするよう、床にモルタル柄のクッションフロアを貼ります。まずコピー用紙などで床の型紙をとり、それに合わせてクッションフロアをカット。準備が整ったら、床に剥がせる両面テープを縦横に貼り、切っておいたクッションフロアを敷き詰めます。これで、原状回復まで考慮した床のイメージチェンジができました。
スリッパ収納もプチプラDIY
最後に、玄関壁に設置するスリッパ収納を材料費500円で作成。スリッパが収まるサイズの板を用意し、やすりとワトコオイルできれいに加工します。そこへ「セリア」のアイアンバー2本と、吊り下げ用の金具を取り付け、賃貸OKのピンフックで壁に引っ掛ければ出来上がりです。ともさんは空いたスペースに全身鏡とセンサーライトも配置しました。
雰囲気激変の玄関が完成!
全てのDIYが完成した玄関は、まるでモダンな雑貨屋さんの入り口のよう。木目で統一された玄関にアートやディフューザーを飾り、ワンランク上の空間に仕上げています。こんなお家に住んでみたい……!
気になる総額は……
今回のDIYにかかった総額は、なんと「1万9000円」とのこと! 玄関ドアに貼ったマグネットシートが約7500円と1番高かったそうです。ともさんは、投稿の概要欄でそれぞれの行程と内訳を詳しく紹介しています。この金額で玄関がこんなにおしゃれに変身するなんて驚きです。
驚きと称賛の声続々
動画には「すごいしか言葉が出ない」「マグネットシートを上手に活用されていて仕上がりもきれいですねぇ」「天才」と称賛の声が次々に寄せられました。また、「金額におどろきました」「費用の詳細を公開してもらえるのとっても参考になります!」「このお値段でこのクオリティー、すごい」と、費用に驚いた人からのコメントも寄せられています。
ともさんの「原状回復可能なDIY」をもっと見る
ともさんは、この他にも賃貸住宅でのおしゃれなDIY術をInstagramアカウント(@tomo__m__life)に公開中です。
画像提供:とも(@tomo__m__life)さん
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