築50年民家の天井がガタガタ→解体したら“まさかの原因発覚”にベテラン大工も仰天「予想全く外れた」(1/3 ページ)
職人の仕事ぶりにワクワク。
ベテラン大工が築50年になる民家を解体する動画が、YouTubeで約61万再生されるなど人気を集めています。
なぜか波打った天井
投稿者は大工歴50年になる現役大工YouTuberで、民家のリフォーム・解体動画を投稿している大工の正やん(@CarpenterShoyan)さん。今回は家財が運び出されて空っぽになった民家の壁や天井などを取り壊していきます。
バールやノコギリを使って室内のほとんどを勢いよく破壊……! 家を建てるイメージが強い大工さんですが、解体の手つきも軽やかです。大量のホコリが舞い上がる中、普段は見えない土壁や梁が現れます。
解体を進める中で正やんさんが気になったのが、和室の天井。上がっている箇所と下がっている箇所が混在し、全体的に見るとガタガタと波打っているように見えます。正やんさんによると、通常は経年により天井が下がることはあっても、上がることはレアなようで「(原因が)分からん」「こんだけ狂っているのもめずらしい」とお手上げのようす。
その後、天井を解体すると、天井が垂れ下がるのを防ぐ「吊木」が上がっていた影響で、天井がつられて上がっていたことがわかりました。吊木に使われた木は「癖のある木」だったようで、これには正やんさんも「予想全く外れましたね」と驚いていました。その後は床の解体などテキパキ作業を進めて、この日はキッチンと居間を解体しています。
今回の解体動画には「むっちゃカッコいいです!!!」「建てることが一流だと思ったら解体も一流ですね」「どのように生まれ変わるのか楽しみです」などのコメントが寄せられました。
動画提供:大工の正やん(@carpentershoyan)さん
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