【クイズ】 父親が薄毛 or 母親が薄毛、より遺伝する可能性が高いのはどっち?
知ってるようで知らない、「へぇ~」なAGAのアレコレについて聞いてきました。
ねとらぼ読者の皆さん、こんにちは。季節の変わり目、いかがお過ごしでしょうか。ところで……
う、まだ気になっていない!!!!
まだ気になっていない!!! けど、そう言われると心配になってきた……!!!
多くの人々がいつかは直面する、薄毛や抜け毛といった頭髪の悩み。筆者はそのときがいつ来るのかを戦々恐々として日々を過ごしています。
近年よく耳にするのは「AGA」という単語。AGAとは「男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)」の略で、思春期以降に始まる脱毛症のことを指します。症状は徐々に進行するため、なるべく早期から治療を始めることが大切だと言われています。
そこで突然ですがクイズです。AGA治療をオンライン診療と対面診療で行うクリニック「クリニックフォア」さんに監修いただき、知っているようで知らないAGAについての疑問をぶつけてきました。
Q. AGAは男性しかならないの?
A. 男性だけではなく、女性も「FAGA(Female AGA)」を発症する可能性があります。
AGAは遺伝・ホルモンの影響が主な原因とされ、抜け毛のサイクルが早くなることで発症します。女性も加齢やストレス、ホルモンバランスの乱れなどをきっかけに発症します。思春期を過ぎた人であれば、AGAは誰でも発症する可能性があります。
Q. 日本人男性がAGAを発症する年代で特に多いとされているのは?
A. 40代から50代で発症する人が多いです。しかし20代でもAGAを発症する人もいます。
日本皮膚科学会のガイドラインによると20代で発症する人も約10%いるとのことで、若いうちに発症するケースも珍しくないとは驚き……! AGAは進行性の症状で、一度発症したらほとんどの場合自然治癒せず、時間が経つごとに症状が進行していきます。そのため「まだ若いからいずれ治るだろう」「目立たないから大丈夫だろう」と放置せず、症状が気になり始めたらできるだけ早く治療を始めることが大事なんだとか。
Q. 父親が薄毛 or 母親が薄毛、より遺伝する可能性が高いのはどっち?
A. 母親のほうが影響しやすいと言われています。
ヒトの遺伝子はX染色体とY染色体の組み合わせで出生時の性別を決める仕組みで、男性はXYの組み合わせ、女性はXXの組み合わせをもって産まれてきます。そしてAGAの要因となる形質はX染色体に含まれているので、父母どちらからも受け継ぐ可能性はありますが、母親から受け継ぐ可能性のほうがより高いと考えられています。ただし、父方から受け継がない可能性はゼロではありません。
Q. AGAの発症は市販薬だけで予防できる?
A. AGAを発症するかは、遺伝による影響が大きいとされています。そのため、遺伝的にAGAを発症する可能性がある方が、市販薬のみでその発症を防ぐことは難しいのです。
以上、AGAにまつわるクイズを4つ出題しました。20代後半から30代にかけて発症する人も珍しくないとなると、他人事ではないと感じる人も多いのではないでしょうか?
そしてAGAは一度発症すると徐々に症状が進行していくため、なるべく早くから予防・治療を始めることがとにかく重要。「ちょっと前より薄くなってきた?」「抜け毛が増えてきたかも……」と感じている人は、ためらわずに一度クリニックで相談してみてもいいかもしれません。
クリニックフォアでは、医師による診察からお薬の処方まで、オンライン診療で完結することが可能です。仕事やプライベートが忙しくて通院する時間がなかなか取れないという人にはもちろん、街中でクリニックに入るところを誰かに見られたくない……と思っている人にも助かります。人によってはデリケートに感じる治療だからこそ、オンラインで受診できるってすごく良いな~。
一方、対面で診察を受けたい! という人は、クリニックでの受診も選べるとのこと。自分に合った診察方法が選べます。
だけどそもそも、AGAってどうやって治療するの? オンラインでどうやって診察するの? いろいろ気になってきたので、その他の疑問や診療システムについても、クリニックフォアの医師の方に話を聞いてきました。
AGA治療ってどういうふうに進むの?
――そもそもAGAになる原因って何なのでしょう?
医師 髪の毛の生え変わりのサイクルが乱れ、十分に成長できないうちから抜けてしまう髪の毛が多くなったり、細く短い毛の割合が増えてきたりすることで、AGAの症状が感じられるようになります。
生え変わりのサイクルが乱れるきっかけには、ほとんどの場合、男性ホルモンが影響しているとされています。男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼという還元酵素と結合すると、DHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンに変換されます。このDHTが、髪の成長を抑制する信号を出す働きを持っており、髪の毛が細くなったり抜け落ちたりするのです。
――ホルモンが影響して、生え変わりのサイクルが乱れることが原因なんですね。ではそれ以外に原因となる要素は無いのでしょうか?
医師 ホルモンの影響以外にも、食生活や生活習慣が乱れて髪に行き渡る栄養が不足したり、頭皮環境が悪く頭皮の血流が低下したりすることも、髪の毛が生育しにくくなる要因になります。
AGAの症状を抑えるために、生活習慣や食生活を整えることはとても大切です。脂っこいものを多く食べて皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まりやすくなったり、ビオチン・亜鉛・ビタミン群といった栄養素が不足すると髪の生育に影響が出やすくなったりします。
牡蠣や豚のレバー、卵、カシューナッツは髪の栄養となる成分が多いため、適度に食事に取り入れるといいでしょう。ですが「これさえ摂っていたらOK」と何か一つの食べ物やサプリに頼ることなく、バランスのいい食生活を維持することが大事です。
――お酒を飲みすぎたり、夜ふかしを続けると薄毛になると聞いたのですが本当でしょうか?
医師 アルコールが直接薄毛に作用するということはありません。ですがおつまみばかり食べていて食事のバランスが良くなかったり、生活習慣が乱れていたりすると、結果として髪の成長サイクルにも影響をもたらす可能性があると言えます。
また睡眠が不足していると、成長ホルモンを分泌する時間が短くなってしまいます。髪の毛に限らず肌や体調全般に言えることですが、薄毛にもあまり良くないと言えるでしょう。
――なるほど……「髪の毛をしっかり成長させる」ことが大事なんですね。
朝の7時から夜の24時まで! クリニックフォアのオンライン診療
――ではAGAで病院にかかると、どんな流れで治療が行われるんでしょうか?
医師 クリニックフォアでは初回の受診でカウンセリングをしっかり行い、その人に合った処方を考えていきます。一般的には「飲み薬」と「塗り薬」の2つの柱がありますが、当院の患者さんは飲み薬を選択するケースが多く見受けられます。飲み薬には「抜け毛を防ぐ」効果をもつものと「発毛を促進する」効果をもつものがあります。
治療を始めて3~4ヶ月程度経つころには多くの方が効果を実感され始めますが、効果を実感して治療を止めてしまうと、またAGAが進行してしまいます。AGA治療は継続が大切で、効果を実感しても、定期的に抜け毛や発毛状態を確認し、医師と相談して頭皮の状態にあったお薬を計画的に処方することが重要です。
(※) AGA治療は保険適用外の自由診療となります。
(※) 効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
――――定期的な経過観察が大事となると、オンラインで診察してもらえるというのがなおさら助かりますね。ですがあまりオンライン診療というのが想像できず……どんな流れで進むんでしょうか?
医師 カレンダーからお好きな日時を選んで予約いただいて、電話やビデオ通話で医師との問診・診察を行います。診察前には詳細な事前問診に答えていただくほか、頭皮の写真を送っていただき、医師が事前にしっかりと確認したうえで診察に臨みます。
対面診察ではハードルが高いと感じていた患者さまでも、事前に送っていただく写真と問診の内容を踏まえて、医師がしっかりと症状を診させていただきます。さらに診療時間の幅を広げたり、待ち時間の短縮に努めたりして、患者さまになるべくストレスない形で受診していただけるようにサポートしています。
――診療時間が朝7時~夜24時とかなり幅広いのには驚きました。
医師 直近でのコロナ禍もあり、生活習慣や働き方の変化にともなって患者さまのニーズも変わってきているので、そこにフィットすることを考えています。朝の出勤前や、帰宅後の遅い時間にも受診いただけるので、時間の制約でどうしても受診が難しかった方も気軽に試していただきたいですね。
どんな年代・どんな症状の人が受診してるの?
――具体的にどんな状況になったら受診を考えればいいんでしょうか?
医師 生え際が後退してきたり抜け毛が増えたりと、自覚症状ですでに悩んでいる方は特に早めの受診をおすすめします。お薬の治療効果も実感しやすいですし、症状がさらに進行して頭皮に毛根が残っていない……というような状況まで進んでしまうと、やはり治療効果が出にくくなってしまうことは確かです。
具体的には、「前に比べてM字の部分がとがってきた」「髪の毛が細くなってきた」「頭頂部のボリュームが減ってきた」と感じることがあれば、受診していただくといいと思います。
――クリニックに来院される方はどんな方が多いんでしょう?
医師 来院される方の年齢層は幅広く、10代の方から60代の方までいらっしゃいます。AGAは40代~50代以上になって発症するイメージが強いかもしれませんが、実は10代~20代で発症する方もいます。10~20代で発症する前から予防のために受診されるケースも増えています。男性の患者さまがやはり多いですが、最近は女性も増えてきていますね。
来院されるきっかけとしては、自覚症状を持って受診される方はもちろん、パートナーや家族に指摘されてという方もかなり多いです。自分では気づきにくかったけど、受診してみたらAGAだったということもあります。
10代~20代から予防や治療を始めることは珍しくありませんし、クリニックフォアではオンラインで受診が可能なので、気になることがあれば気軽にご相談に来ていただきたいですね。
クリニックフォアの公式LINEでまずご相談いただくこともできます。受診前に気になることがある方や、治療中の方のご相談も可能ですよ。
――お話を聞いて、受診するハードルが下がった気がします! 最後にこれから受診を考えられている人にメッセージをお願いします。
医師 仕事が忙しくて受診できないという方や、対面だと人に見られるのが恥ずかしいとためらっている方も、オンライン診療だとストレスなく受けていただけるかと思います。AGAは早期治療が肝心。自分の頭髪について気になることや不安なことがあったら、オンライン診療で医師に相談すると安心できるはず。ですのでまずは気軽に受診してくださいね。
まとめ
以上、AGAのアレコレとオンライン診療について、クリニックフォアの方にお話を伺いました。
少しでも早く始めるべきだけれど、人によってはハードルが高く感じられる治療……だからこそ、スマホで簡単に、場所の制約なくオンラインで医師と話せて診察が受けられるのはとってもありがたいなと思いました。もし自分の頭髪で悩んでいる方はクリニックフォアのHPをチェックしてみてください。
私は父方が薄毛の家系なので、ちょっとAGAが心配になっていました(もしお父さんがこの記事を読んでいたらすみません)。ですがもし発症しても早期に治療を始めればよいこと、気軽かつ継続しやすいオンライン診療という選択肢があることを知れてためになりました。それではこのへんで!
(※) AGA治療は保険適用外の自由診療となります。
(※) 効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
提供:医療法人社団エムズ
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2024年3月25日
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