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ライブ中の痴漢対策、コミックバンド「四星球」の呼びかけに称賛の声 「ライブは立て直せるし取り返せる」「痴漢をする人以外全員が味方」(1/3 ページ)

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 ライブ中の痴漢被害に対し、コミックバンド「四星球(スーシンチュウ)」が提案した対策に称賛の声が集まっています。歌唱や脚本などを担当する北島康雄さん(@yasuo02080303)が、自身のXアカウントで、ライブ中に被害にあった場合は「ライブのことは気にせず伝えてください」「『何かあったらすぐに助けを求める』ということを共通の認識とさせてください」とアナウンス。痴漢行為を未然に防ぎたいとの思いを込め、「絶対に痴漢はやめてください」「ライブ会場から被害者だけではなく加害者も出したくありません」と注意を呼びかけています。


画像:PIXTA

 四星球の呼びかけは、3月23~24日に香川県高松市で開催されたイベント「SANUKI ROCK COLSEUM 2024」(通称:サヌコロ)で行われた四星球のライブで「痴漢があった」とするX(旧Twitter)ユーザーの投稿を受けたものとみられます。

 投稿に対し25日にはギターなどを担当するまさやんさん(@masayuki_web)が「まじクソやろ。嫌な思いさせてごめん」反応。その後北島さんが「痴漢行為を完全に無くしたいので拡散協力していただきたいです」と注意喚起を投稿しました。

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 北島さんは「ライブ会場ではありませんが、僕も痴漢に数回あったことがあります」「あの恐怖をライブ中に経験させてしまい申し訳ないです」と被害にあった人に寄り添い、「ライブは全然中断できます」「どのタイミングでも中断できるし、立て直せるし、取り返せます」と宣言。「スタッフさんにもしっかり見ていてもらうようお願いします」とした上で、被害にあった場合や体調が悪い場合などには、ライブのことは気にせず、すぐに助けを求めるよう促しました。

 さらにライブは「痴漢をする人を除けば、そこにいる全ての人が『最高のライブを体験したい』という共通の目的を持って集まっています」と説明。「痴漢をする人以外は全員が味方です」としています。

 また、北島さんは投稿内で「ライブ中、カメラが回っており、動画として記録が残っています!」と強調。「絶対に痴漢はやめてください」「そもそもライブ会場以外でも痴漢はやめてください」と訴えています。

 ライブ中の痴漢被害については、1月にも3人組バンド「ヤバイTシャツ屋さん」の投稿が話題に。ボーカルのこやまたくやさんが「もしそういう被害に遭ったら遠慮せずに声をあげてください」と呼びかけていたほか、こやまさんの投稿を受けてロックバンド「打首獄門同好会」も「ライブを止めちゃっても良いので助けを求めてください」とアナウンス。周囲に助けを求める方法として「スマホを上にあげる」ことを提案し、注目を集めていました(関連記事)。

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