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「レシートで詠んだ短歌」が風流 おつまみから生まれた五七五七七の響きに「花見だなって分かる名歌」の声(1/3 ページ)

ただ音数が合ってるだけでなく、リズムもいい感じです。

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 味ごのみ 甘辛するめ イカリ豆 するめそうめん ハッピーターン――。お花見用のおつまみを買った結果、短歌として読めるようになったレシートが秀逸だと話題です。

あじごのみ~あまからするめ~いかりまめ~と、音読するとなお良し

 このレシート短歌の詠み人は、俳優でクリエイターのスミマサノリ(@sumimachine)さん。レシート上に商品名が七五調で並ぶよう買い物をし、川柳や短歌を詠む試みが以前から注目を集めていました(関連記事12)。

 編集部が詳しい話を聞いたところ、今回はお花見の買い出し中に短歌を作れそうだと気付いたとのこと。自分はお酒を飲まないので飲料は連れに任せ、おつまみを並べて詠もうと挑戦しました。

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 そうしてできあがった一首は、「味ごのみ」「甘辛するめ」「イカリ豆」と、偶然にも商品名が五十音順に並び、押韻も効いた粋な仕上がりに。下の句も「するめそうめん」「ハッピーターン」と、歯切れの良い響きが印象的です。

 レシート短歌は、X(Twitter)で「花見だなって分かる名歌」「季節や情景が目に浮かぶ」「『味ごのみ』から四季を感じる」などと大好評。締めくくりの「ハッピーターン」も「一気に流れる感じが良い」と人気で、スミさんも「幸せな感じがして気に入っています」と語っています。

 反応の中には、詠む様子をイラスト化したり、短歌を毛筆で書いたりと凝ったものも。スミさんは反響について、「漫画家の伊奈めぐみ(@speech_ballon)さんが絵にしてくれたのがうれしかったです。あと、筆で書いてくれたかたもいて、すごい! と思いました。「『味ごのみ』から『春』」みたいに、皆さんが短歌の中から季節を感じてくれているのも面白いです。僕は全く意識していなかったので」と、ねとらぼの取材に答えました。

画像提供:スミマサノリ(@sumimachine)さん

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