わなにかかったハチvs.食虫植物ハエトリグサ、戦いの結末は…… ゾワゾワの展開に鳥肌が止まらない【オーストラリア】(1/3 ページ)
※虫が苦手な人は閲覧注意です!【5月9日13時訂正】
食虫植物・ハエトリグサの近くにやってきたハチの様子を撮影した動画がYouTubeに投稿されました。ぞわぞわする結末が注目を集め、記事執筆時点で再生数1万回を突破しています。
ハエトリグサの近くに1匹のハチがやってきて……
撮影された場所は、オーストラリア・タスマニア島ローンセストン。撮影者が育てている食虫植物のハエトリグサ(ハエトリソウ)の近くに1匹のハチがやってきました。どうやら蜜の香りにつられてきたようです。
ハエトリグサは、口のように開いた葉の中に感覚毛を持ち、獲物がそこに数回触れると閉じる仕組みになっています。そのため獲物が葉の真ん中に来るまでは、じーっと動きません。
ハチは罠にかかるのか?
ハチは刺される可能性があるため、できればハエトリグサの罠にかかってもらいたいところ。撮影者さんは「もっと真ん中に行って!」「あと少しだ」などハチの行方を見守っています。
ハチはすっかり蜜の香りに魅了されているようで、ハエトリグサから離れようとしません。少しずつ感覚毛のある中央へ近づいていきます。
そしてハチの体がハエトリグサの中にすっぽり収まるくらいまで近づいた、次の瞬間! 大きな葉がゆっくりと閉じていきました! 撮影者さんが期待した捕食の瞬間です。
捕まったハチはもうどうすることもできません。ハエトリグサは葉を閉じると消化液を出して獲物を消化。そしてさらに力強く葉を閉じて獲物の体液を搾り取ります。自然が生み出した捕食の仕組みに感心しますね。
戦いの結末に反響
コメント欄では「ハエトリグサ大好き」「素晴らしい!」などの声が寄せられました。ハチがハエトリグサの罠にかかるかどうか、ハラハラさせられる動画でした。
【2024年5月9日13時追記】記事初出時、ハチの種類に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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