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くそヤバいチョイス! 劇場アニメ「デデデデ」後章、浅野いにおが作詞手掛けたでんぱ組.inc「あした地球がこなごなになっても」が挿入歌に(1/2 ページ)

後章のクライマックスシーンに! これはくそヤバチョイス!

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 浅野いにおさんの漫画を前後編2章立ての劇場アニメとした「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」(通称・デデデデ)。5月24日に公開された後章のクライマックスシーンに、浅野さんが作詞を手掛けた、でんぱ組.incの楽曲「あした地球がこなごなになっても」が挿入歌として起用されていることが分かりました。


 (C)浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee

劇場版オリジナルのエンディングが描かれた後章

 地球外からの侵略者が日常に溶け込んだ世界で青春を謳歌(おうか)する少女たちの姿を描いた同作。前後編2章立てで制作された劇場アニメは、門出役を幾田りらさん、おんたん役をあのさんが演じ、前章が2024年3月22日、後章が5月24日にそれぞれ公開されました。

 後章の重要なシーンで流れる「あした地球がこなごなになっても」は、2015年にでんぱ組.incの14thシングルとしてリリースされた楽曲で、当時『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を連載中だった浅野さんが作詞を担当したもの。

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 浅野さんは先日行われた後章の初日舞台挨拶イベントで、「当時はデデデデの世界観で頭がロックされていて、この曲をこの世界観で作ってみようと思いました。その時はアニメの企画の話はなかったので楽曲を使ってもらおうなんて思ってもいませんでした」と楽曲制作のきっかけを明かしていました。


(C)DEARSTAGE

 でんぱ組.incは、2025年初頭に開催するライブを最後に16年の歴史に幕引き予定。8月30日から3日間さいたまスーパーアリーナで開催される「アニサマ2024」に初出演することが発表されています。アニサマで「あした地球がこなごなになっても」聞けるのでは……!

90秒で分かる映画『デデデデ』

でんぱ組.incメンバーに聞く「あした地球がこなごなになっても」の思い出

相沢梨紗、藤咲彩音、高咲陽菜に聞く「あした地球がこなごなになっても」 (C)DEARSTAGE

―― 「あした地球がこなごなになっても」が映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の挿入歌に決まった時のお気持ちはいかがでしたか?

相沢梨紗(りさちー) いにお先生の大切な作品にでんぱ組の曲も関わらせてもらえてすごくうれしかったです! 時を経て、この曲がアニソンに! と高まりました。

藤咲彩音(ピンキー!) まさか現実世界とデデデデの世界がクロスして、物語に関われる日が来るとは夢にも思いませんでした。

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高咲陽菜(ひなちゃん) こんなに素晴らしい作品に曲を使っていただけるということで、長い歴史を紡いできたからこそ今があるのだなと感じることができました。そんなでんぱ組.incが誇らしく、心の底からうれしい気持ちです!

―― 楽曲制作当時、浅野いにお先生とはどのようなお話をされましたか?

相沢梨紗 「世界が滅亡するなら?」とご質問をいただき、「でんぱ組を好きなみんなとライブをしてたい。」とお話しをした記憶があります。こんな風に思えるものが自分にもできたのだと思ったら泣いていて、いにお先生をびっくりさせたのではないかと思います。

藤咲彩音 曲名通り「あした地球が終わるとしたら何をしますか?」という質問をいただき、空港内の控室でメンバーと泣きながら自分自身のことを話した記憶があります。泣きすぎて記憶がありません……。

―― 完成された映画をご覧になっていかがでしたか?

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相沢梨紗 最後の瞬間に笑っていられる生き方がしたい、生きているうちに大切な「絶対」を見つけられたらいいなと思いました。

藤咲彩音 思春期、自分自身の正義。たくさん考えさせられ、一人一人のキャラクターに「頑張れ!」と願うことしかできなくて胸がいっぱいでした。

高咲陽菜 どの場面を切り取っても、自分の心がひっくり返されるほどに衝撃的で、今まで抱いたことのなかったいろんな感情が生まれました。人生の中でこの作品に出会えて本当に良かったです。

―― 映画を楽しみにしているファンの皆さまへメッセージをお願いします。

相沢梨紗 ずっと記憶に残る作品との出会いになると思います。われわれは歌で、観てくださる皆さまの心を揺さぶるお手伝いができていたら光栄です。

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藤咲彩音 門出ちゃんとおんたんの「絶対」を、大きなスクリーンで目と耳で是非捉えてください。後悔しない未来がそこにあります。

高咲陽菜 作品の中だけにとどまらず、作品を見た帰り道、今を生きる自分自身とその世界に不思議なワクワクを感じるかもしれません! いろんな形で楽しんでもらえたらうれしいです。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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