ニュース

「最高の余生」 元自衛隊員がかつての相棒と奇跡の再会 退役した国産戦車の現状に「あまりにも平和」(1/3 ページ)

砲身の中にいたのは……。

advertisement

 退役した国産戦車のすてきな余生を過ごしている平和な光景が、X(旧Twitter)で約1万件のいいねを集めるほど話題です。

生命を育む74式戦車

 話題になっているのは、元自衛隊員のXユーザー・えあれ(@gundamedf)さんの投稿。ある日、駐屯地の一般開放で基地を訪れたところ、展示されている戦車のなかで、えあれさんがよく乗っていた74式戦車を見つけました。

展示されていた74式戦車
投稿者さんが携わっていた個体とまさかの再会

 74式戦車は1974年に制式採用された国産戦車。それから50年もの間、日本の国防を担ってきましたが、次世代型の戦車や代替車両に置き換えが進められ、2024年3月末で戦闘部隊から全車退役となりました。

advertisement

 退役した戦車は基本的に廃棄されてしまうなか、えあれさんの“相棒”は保存される車両に選ばれたようで、奇跡の再会を果たしました。

 再開を喜ぶえあれさんですが、戦車の砲身の中から聞こえてくる「ピヨピヨ」という声に気が付きました。中を覗いてみると、そこには鳥の巣が……!

カメラで砲身の中を撮影したときの様子
こちらは後日データを取り込んでから公開された写真。ヒナたちが暮らしています

 余生を得た幸運に加え、第2の役目を得ていたことに喜ぶえあれさん。「鳥と仲良くな」と投稿された写真には、かわいいヒナたちの姿と、銃架から周囲を眺めるスズメの姿が写っています。

現在はスズメたちの住処に

 国防に従事した74式戦車が穏やかな余生を過ごす光景に、Xでは「一度も実戦を経験することがなく、余生は鳥の住処とか幸せな戦車ですね」「あまりにも平和」「これからは小鳥たちを守っていくんだな…」とほっこりする声がたくさん寄せられ、なかには「天空の城ラピュタ」の園庭のロボット兵を思い出す声も上がっています。

画像提供:えあれ(@gundamedf)さん

advertisement
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
  3. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  4. 「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
  5. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  6. 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  7. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開【大谷翔平激動の2024年 「妻の登場」話題呼ぶ】
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 日本人ならなぜか読めちゃう“四角形”に脳がバグりそう…… 「なんで読めるん?」と1000万表示
  10. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響