戦車でパパがやってきた！ 息子のために“乗れる”レプリカ戦車を作っちゃった猛者がすごい 60年代のスウェーデン戦車を再現（1/2 ページ）

細部まで“戦車らしさ”に詰まってる！

[鈴木伊玖馬，ねとらぼ]

　おもちゃが壊れてしまった息子のために、実際に乗って運転できる超ハイクオリティなレプリカ戦車を作っちゃったパパが、海外で話題になっています。

クオリティが高すぎる木製戦車（画像はYouTubeより）

　話題になっているのは、DIY系YouTubeチャンネル「ND - Woodworking Art」に投稿された動画です。戦車作りは今回が初めてというわけではなく、過去に実際に乗れるミニ・ティーガー（関連記事）などを製作しています。

　今回のモチーフになった戦車は、人気ゲーム「ワールド・オブ・タンクス（WoT）」に登場するスウェーデン軍が1960年代ごろに運用していた戦車「Strv.103」です。

　まずは複数の車輪を左右に並べて、自作の履帯を履かせていきます。動力はモーターとバッテリーで、ちゃんと走行できるか動作確認をしたら、次は砲塔などのボディ作りです。

最初に取りかかるのは足回り（画像はYouTubeより）

　フレームに合わせて、外装と内装になる木板を配置していきます。車体を作り込んでいき、燃料タンクやスコップなどの細かい装飾もしっかりと作り、より“戦車らしさ”を高めていきます。

小物などもしっかり配置（画像はYouTubeより）

　最後に塗装を施して完成です。走行できるのはもちろん、姿勢制御システムによって前傾することも可能になっています。これが木製だなんて……！

前傾姿勢にするのも可能です（画像はYouTubeより）

最後は自作した戦車3台で並走！（画像はYouTubeより）